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心理コンサルタントの福場です。
人は、嫌なことを忘れたいと思う。
しかし、忘れたいと思うとなかなか忘れないものです。
なぜなら、忘れたい、忘れたいと忘れたい出来事を何度も想起するから記憶が強化されるということです。
記憶に残るということです。
忘れるというよりは、想い出せないという方が適切だということです。
思考の整理学という本の中に
忘れてはいけないと思うと、意地悪く、すっかり忘れてしまうくせに、早く忘れてしまいたいことが、いつまでも、頭にこびりついて離れないことがある。意のままにならないものである。
と書いていました。
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忘れてはいけないと意識するということは、無意識的には、そう思っていないということです。
たとえれば、寝れない時に、寝よう寝ようとして意識するのは、無意識には、眠くないからです。
だから意地でもという力を使って寝ようとするのですが、心は正直なものです。
つまり、無意識的には、忘れたいと思うことを頭にこびりつかせ離れないことで、達成する目的があるからということです。
たとえば、気が散漫になり、大事なことを失敗するかもしれません。
くそ!何で俺はいつも肝心な時に失敗するんだ!
なんてダメな奴だ!と思うことかもしれません。
この人にとっては、失敗することが成功しているということなのです。
この例でいえば、
失敗は、気が散漫している(そのような性格に問題があり)からだと失敗の言い訳ができ、能力がないからではないのだと無意識的には思えるのです。
つまり、人はその人の無意識という意のままなのです。正直なのです。
(眠くないから寝ないのです、眠ければ寝ます)
実は、思い通りだということです。
それに気づくと、どうすればいいのか?わかるということです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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