ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの福場です。
人は、不快感な出来事は、辛い。だからその出来事を忘れることで、対処しようとする。
しかし、想い出すことができないだけで、無意識の奥底に押し込めているため
無意識に他の行動として出る。
たとえば、父親からセクシャルな虐待を受けて場合、父親からのセクシャルな虐待は記憶していないが
男性に対して異常なまでに嫌悪感を持っている。男性恐怖症となるなど。
男性恐怖が極端になれば、結婚だけでなく、仕事ができないなど社会生活は不便であり、困難となるでしょう。悪しき行動なのです。
つまり、記憶は抑圧されるのか?
そんなことはないというのが、現在での結論です。
人は、結果に対して原因を求める習性、因果関係を求められずにはいらないためです。
現在の文明、科学の発展は、この習性による恩恵でもあります。
また、条件付けなどの心理学実験の情報や経験的に、そのように言われれば、納得しやすい傾向にあるのでしょう。
経験的というのは、たとえば、一度怖い体験をしたら、それをするのは嫌だから、きっと嫌だということは、
覚えていないが、何らかの体験をしたからだというものです。
このように安易に結びつけることができるため、その方が本人も納得するのでしょう。
しかし、重要なのことは、そこにその人の目的があることは、本人には気づいていないのです。
当然、周囲の人も気づかないことがあります。
気づかないから続けることができるのです。
無意識な行動は、記憶している出来事の中にあり、記憶しているその意味(目的)は本人には理解できないもの、気づいていないもにあると考えています。
つまり、大事なことは記憶しているということです。
たとえ、記憶が歪んでいたとしてもです。
繰り返す悪しき習慣となった行動は、そこにあるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ
をクリックしてください。