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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日、30歳という若さで管理職をされている女性の方との雑談の中で、仕事上での悩みが話題に上りました。
それは、ある部下が言うことを聞いてくれない、というものです。
その部下は、もう大体想像がつくと思いますが、彼女よりも少し年上で男性の方です。
彼女の話によれば、その男性の部下は、彼女の指示に従わないどころか、指示した内容とは悉く違うことをするらしく、そのために、彼女がその部下の仕事を一からやり直さないといけないはめになるそうです。
そして、彼女の直属の上司に対して、彼女の仕事のやり方を批判し、自分はもっと違うやり方で仕事がしたいと訴えるそうです。
しかし、彼女が話を聞いても彼女には何も言わないらしいのです。
まあ、よくある話です。
この部下に対してどのような接し方をすれば言うことを聞いてくれるようになるのか、というのが彼女の悩みです。
では、この場合どのように接すれば効果が期待できるでしょうか?
残念ながら『そのようなものはない』というのが、正直な答えです。
というのも、多くの人が期待する答えは、その男性の部下が、
「自分のやっていることは間違っていることなんだ」
と気づき、
「申し訳ありませんでした」
と改心し、その後はちゃんと言うことを聞いてくれるようになる。
そのような効果的な接し方だからです。
残念ながら、そんな魔法のような答えはないというのが正直なところです。
人は誰しも、自分のことを正しいと思って行動しています。
それゆえ、そんな相手に対して、
「あなたは間違っていますよ」
と言ってみたところで、こちらの話に耳を傾けてくれることは期待できないでしょう。
では、どうすればいいのか?
方法としては相手との競争から降りるということなのですが、この競争から降りるということがまたなかなか難しい。
この続きは次回に書きたいと思います。
その中で、この部下の目的なども明らかにしていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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