心の病と劣等感 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。


昨日の記事の続きです。


昨日の記事では、たとえば、風邪の症状について、


「それは、あなた自身が作り出している」


と言われても、軽く聞き流せるのに、うつ病やトラウマなどの症状について、


「それは、あなた自身が作り出している」


などと言われたら、ほとんどの人が反発し怒りを感じる、ということを書きました。


そして、「あなた自身が作り出している」とは、どういう意味かを説明しました。


では、なぜ、心因性の症状については、ほとんどの人が反発し怒りを感じるのでしょうか。


それは、そもそも私たち人間が心の病に対して、それがまるで劣ったものであるかのような意味づけをしているからに他なりません。


心の病に罹る人間は、弱くてダメな人間


そのような誤った意味づけを多くの方がしているからです。


そうして、心の病に罹った人自身も、


自分は弱くてダメな人間だ


と自分自身を責めては、その症状をますます悪化させていきます


そのために、その症状のことを指摘されると、まるで自分が弱くてダメな人間だと言われているように感じ、反発し怒りを感じるのです。


しかし、心の病は、その人が弱いから罹るわけではありません。


増してや、その人がダメなわけでも、決してありません。


そうですよ。その症状は、私が作り出しているんですよ


と、もしうつ病の人が胸を張って言えることができたとしたら、その人はうつの症状を手放すことができるしょう。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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