人の行動に対する対処の仕方 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。


さて、前回までの記事の続きです。


(前回の記事はコチラ→『協力という価値の高め方 』)


前回の記事では、他人の行動に対して、競争によって自らの価値を高めようとするのではなく、協力によって自らの価値を高める方法を模索する必要がある、ということを書きました。


では、協力によって価値を高めるにはどのような対応の仕方があるのか?


ご質問のありました、


男尊女卑の男性、


注意されると言い訳とふてくされる男性、


そして、家族の嫌がることをするお父さん、


それぞれの方を例にして具体的に考えていきましょう。


まずは、男尊女卑の男性ですが、その男性が男尊女卑的な発言をしたときにはどう対処すればいいのか?


そんなときには、彼の発言を認めてあげればいいのです。


こう言うと、


「男尊女卑的な意見を認めるのか」


と不振に思われるかもしれませんが、そうではありません。


彼の発言の内容を認めるのではなく、彼の発言を認めるのです


つまり、


彼は、こういう考え方の人なんだ


ということを認めてあげるということです


決して、彼の発言の内容に同意する、ということではありません


彼の発言の内容に関しては、賛成する必要も同意する必要もないのです。


ただ、彼がそういう考え方の人であることを認めてあげればいいのです。


例えば、彼が男尊女卑的な発言をしたときには、それを遮るのでもなく、また軽く聞き流すのでもなく、あくまでもその発言に真摯に耳を傾けて、


「なるほど。○○さんは、そのようにお考えなんですね。」


と答えるのです。


このようにして、彼がそのような考えの人であることを受け入れるのです。


この場合、彼の発言に関しては、否定もしなければ評価もしないのです。


彼は、あくまでもそのような考えを持った人である。


ただそのことを認めてあげるのです。


そして、その内容に関して自分に意見がある場合には、


「私は、その件について、このように思います」


と自分の意見を述べるのです。


そのときには、相手の発言の内容が「間違っている」とか、「正しくない」というような評価を決してしないことです。


相手の発言を評価するのではなく、自分の意見を述べる


そのことを意識するようにします。


要約すれば、相手の発言を認めた上で、自分の意見を述べる


これが、まず一つ目の対応の仕方です。


この続きは、次回に書きます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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