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心理コンサルタントの白瀧です。
私は、小さい頃、とても落ち着きのない子どもでした。
「じっとしていなさい!」
そう母によく叱られたものです。
通知表の所見欄にも、「授業中落ち着きがない」とか、「注意力が散漫だ」とよく書かれれていました。
落ち着きがなく注意力が散漫なのは、言ってみれば、集中力が続かないということを意味しています。
そう、このような子どもは、一つのことに集中していることが出来ません。
そして、いくら注意しても、なかなか集中することが出来ないのです。
たとえば、もしあなたが、ライオンの檻の中で
「本を読んでください」
と言われたらどうでしょうか?
集中して本を読んでいることが出来るでしょうか?
おそらく、本を読んでいるどころではないでしょう。
ライオンの一挙手一投足が気になり、わずかな動きにも敏感に反応するはずです。
注意力が散漫な子どもは、そのような認識の世界の中で生きているのです。
つまり、自分の周囲が不安で危険に満ちているという認識の下で生活しているのです。
周囲を敵に囲まれていると思っているのです。
それゆえ、一つのことに集中などしていられないのです。
周囲の物音や周囲の人たちの反応、周囲で起こる出来事、などなどに常に気を配っていなければならないと思っているのです。
そうでなれば、自分が危険な目に遭うと思い込んでいるのです。
だから、
「じっとしていなさい!」
「集中しなさい!」
と注意しても効果がないのです。
もし、彼らの集中力を高めたいと思うのなら、彼ら自身に、
「この世界は危険なところではなく、安全である」ということ、そして、
「安心して一つのことに集中しても良い」ということを教える必要があるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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