尾木ママ子育て論争その2 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのふくばです。


前回記事の続きです。→前回記事はコチラ



尾木さんは、教育評論家として、教える立場と考えていると思われるので、表現の誤りを差し引いて考えなければならないと思っています。


しかし、もし、自己肯定感が大事だと考えているなら、ほめてあげるという表現、態度はNGです。


なぜなら、ほめてあげるとは、評価することを意味しているからです。


つまり、私は評価する人(偉い人)、あなたは評価される人(偉くない人)という上下の関係です。


これが人には伝わるのです。


叱るにしても、鼻で笑った後、あれこれ良いことを言っても


バカにされているということが伝わるのです。


会話の途中、目線を何ども外し、キョロキョロしておれば、話が退屈なのか?

興味がないのか?時間がないのか?と予想するように。


人間関係は、とても繊細なのです。


だから、嫌な奴を感知できるのです。


多くの人は、人間関係が繊細であること(脳がとてもよく、そのことを感知する)


を忘れていると思っています。



人は、自己評価が低いと自己肯定感が低くなるでしょう。


自己肯定感が高ければ、自己評価は高くなるでしょう。



にもかかわらず、上下関係でしか、ものを見れない癖(劣等感のためですが、ここでは詳細は割愛します)

があるからです。



たとえば、上司は部下より仕事うえの責任範囲で偉いかもしれませんが、


人間としては、お互いに尊敬し、対等な関係です。


これを間違ってはいけません。


親が偉く、子が偉くないわけではありません。


あくまでも対等なのです(責任の範疇が違うだけなのです)。



もし、子どもがあなたが望むように立派に成長して欲しいなら、子ども扱いしないことである。



叱る、たとえそれが怒鳴るであっても、あるいは、ほめるであっても、愛があっても、


相手にどのように伝わっているのか?それが大事なのです。


伝える側が主ではないのです。これを忘れてはなりません。


もし、叱ろうが、優しく接しようが、万引きを繰り返すなら、相手に伝わっていないということです。



尾木さんの言われる自己肯定感を持つ教育、これは大賛成ですが、


叱ることで自己肯定感がなくなるわけではないと考えています。



つまり、相手を思いやる気持ち、相手を尊敬する気持ち、つまり愛が大事であって、方法ではないと考えています。



人は、叱ろうが、怒鳴ろうが、ほめようが、優しくしようが、その本質を見抜く能力を持っているからです。


その時ではなく、普段の態度をみて、その時の相手の態度をみて、主観的に決めているため信頼関係がなければ、何を言っても、難しいかもしれないということです。



続きは次回書きます。




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