態度について考える | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのふくばです。



正月休みは、いかがでしたか?



私は、まだまだ正月気分が抜けません・・・



明日から仕事はじめの方も多いと思いますので、今日一日気分転換して、今年一年の良いスタートを切ってください。




さて、気づきの思考法では、”態度”という言葉を良く使います。


この態度とは、その人の振舞、行動そのものを表現しています。


アドラーは、「ある人間のなかで起こっていることを理解するためには、仲間に対するその人の態度を観察することが必要である」と述べています。



この態度には、無意識的なものと意識的なものとがあります



意識的なものとは、すでに自分自身に気づき、行動をコントロールしている状態(信念に沿ったものか、どうかは、その目的で変えることが可能な状態)にあります。



一方、無意識的なものは、まだ気づいていない状態で、あなた自身の信念(目的)に沿った行動を


している状態にあります。



その一例として、ある大型店舗で、ショッピングをしていたときの出来事を紹介します。


私は、専門店が並んでいる通りをブラブラしていたんですが、私の前方に、父親と3~4歳の娘さんが歩いていました。



女の子は、父親の少し前をフラフラしながら歩き、父親は、その子の後をついて行くように、歩いていました。



私は、後方からその親子を(普通に歩いて)追い抜こうとしたとき、その瞬間


父親が、娘さんに『人が来たよ。危ないよ。』と言う声が聞こえたのです。



私は、気になったので、しばらく様子を見ていると、『段差があるから危ない』、『人が多いから危ない』など、危ない、危ないと子どもに言いながら、ショッピングをしていました。




この父親は、おそらく人にぶつかって、転けたら、怪我をするから危ない。と言いう意味を伝えたかったのでしょう。


しかし、そこを省略するということに意味があるのです。


要するに、その人にとっては、当たり前、当然だからです。


この父親は、そのように思考しているわけです。


つまり、そのように認識しているということです。



しかし、決して、人=危ないではありません。


これが、人としての無意識的な態度なのです。




歩いている程度の速度ですし、まして私も明らかに注意して、その子にぶつからないように離れて抜いているわけですから、


危ない”は、ぶつかってからでも、遅くはないかもしれません。



そして、おそらく人によっては、言い方が変わるでしょう。


『後から人が来ているよ。(他の人の歩行の)邪魔にならないよに、気を付けて』という人もいるでしょう。


『後ろから人が来ているよ』でも十分かもしれません。

子どもに、自己の能力とこの世界を教えるには、どんな態度がよかったのでしょうか


この親の態度から、子どもは何を学習し、自己を、世界をどのようにとらえ、どんな人生目標(信念)をつくるでしょうか。



参考記事:親の成功を学ぶ子→記事はこちら



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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