意見と非難の違い その2 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、前回の記事の続きです。


前回の記事では、


相手への非難は意見ではないこと、


多くの人がこの非難と意見を混同していること、


そして、意見は自分の考えの表明であって相手を攻撃することではないこと、


を書きました。


(前回の記事は→コチラ


では、具体的には、意見と非難はどのように違うのでしょうか?


基本的に、相手を攻撃する非難は、


あなたは、こうだ!


という形で表現されます。


これに対して、自分の考えの表明である意見は、


私は、こう思う


という表現になります。


たとえば、


「あなたの考えは、間違っている!」


「あなたのやり方は、おかしい!」


「それは、あなたがやるべきことでしょう!」


などという言い方は、相手を非難する典型的な表現です。


このような場合には、


「この件については、私は、こういう風に考えます。」


「私は、このようなやり方の方がいいと思う。」


「それは、あなたがやるべきことだと私は思います。」


と言えば、それは自分の意見の表明になります。


また、


「すぐにこうしなさい!」


とか、


「こうやるべきでしょ!」


などという言い方をすると、相手への命令や指示、あるいは非難になってしまいますが、


「すぐにやった方がいいと思うよ」


という表現を使えば、それは相手への提案になります。


実際、「あなたは、こうだ!」と非難されるよりも、「私は、こう思う」と意見を言われた方が、相手の人も素直に耳を傾けてくれるものです。


相手を非難し攻撃するのではなく、自分の意見を表明することを常に意識する、それが、良好な人間関係を築く基本でもあると思います


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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