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心理コンサルタントのふくよしです。
さて、この間、ある会社で、有給休暇の消化率が悪い理由について、
その改善方法について、話がありました。
有給を取らない主な理由は、
仕事が忙しくて、休めない。
休むと迷惑がかかる。
周囲が忙しくしているのに、自分だけ休むと悪い(周囲の目が気になる)
上司の評価が気になる。・・・etc
気づきの思考法では、人間の行動は、原因ではなく、その目的にあると考えます。
つまり、仕事が忙しくて休めない。休むと周囲の人に迷惑がかかるとは
休まないことを、そもそも目的にしているのです。
なぜか?
目的の背景には、劣等感があります。
つまり、優越感得る必要があるのです。
要は、休まないことが偉いということです。そう思っているということです。
美徳だと思っているのです。自分の価値が高くなると思っているのです。
どんなに、”本当は休みたいんだけど。。。”言っても、その人の行動をみれば一目瞭然です。
逆に、有給休暇の消化率が高い人で、権利を主張して、休む方がいます。
これも、優越感が必要なのです。わざわざ権利を主張するのです。
おかしな話です。なぜなら、休むことが目的であれば、そんな大層な表現は不必要だからです。
いずれにしろ、休まずに働くこと、犠牲的な発想で、優越感に浸るのではなく、
仕事で価値を高めること。それに努力することで、優越を得ること。それに気づく必要があります。
社長も含め、社員の意識改革が必要です。
そして、休めるように、事前に仕事を終わらせる、他の人に協力を依頼するなどなどを考えればいいのです。
確実ですが、少々時間がかかります。
手っ取り早い方法は、システムを考える方が良いかもしれません。
いわゆる、強制的に、有給休暇を消化するというものです。
仕方がないな。。。。会社の方針には逆らえないなんて、言いながら。
休ませることです。
主体的ではありませんが、消化率だけを考えると仕方がないのかもしれませんが。
いずれにしろ、誤った優越感に浸る方法に、気づくことです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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