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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、私たちは、兎角に、
「わかった!」
「理解した!」
と思った段階で、
そのものごとを知ることを止めてしまいがちになります。
しかし、人が知り得る知識など、ほんの氷山の一角に過ぎず、
その先には、自分の知らない知識が無限に広がっているものです。
つまり、人は、「わかった」と思った瞬間に、
自らの成長や進歩も止めてしまっているのです。
ここに、『完全主義』を追い求めることの無意味さがあります。
『完全』や『完璧』とは、もはやその先が存在しない状態であり、
言うなれば、成長や進歩が止まった状態に他なりません。
人は、成長することや進歩することを止めてしまったとき、
満足感や達成感を得ることさえも失ってしまいます。
『無知の知』とは、
自分の無知を自覚することが真の認識に至る道であるとする、
ソクラテスの真理探究への基本になる考え方。
と『大辞泉』に説明されています。
自分の不完全さを知ってこそ、人は成長し進歩することができるのです。
私たちの言う『気づき』も、同じことなのです。
私たちは、「気づいた」と思った瞬間に、
それ以上気づくことを止めてしまいます。
しかし、それは、本来気づくべきことのほんの氷山の一角に過ぎず、
『気づく』とは、一生を通した営みでもあるのです。
あるいは、「気づいた」と思っている状態こそが、
実は、自分を欺くための自己欺瞞である場合もあるのです。
それゆえ、常に、『気づいていない自分の存在に気づくこと』、
これこそが、真の気づきを得るためには重要なことなのです。
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