悲観主義と楽観主義 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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さて、ものごとを前向きに捉えるか、それとも後ろ向きに捉えるか、その違いから『楽観主義』、あるいは『悲観主義』などということがよく言われます。


この『楽観主義』と『悲観主義』では、脳の活動の場所が異なっているのです。


脳には前頭前野という部位があります。


その中でも特に額の真裏あたりの前頭前野で、


左側の部位が右側よりも活発に活動する人たちは、


頭がさえて、活力や熱意、喜びに満ちた気分になり、人生を楽しむことができ、充足感が大きくなります。


つまり、幸福感を覚えやすいのです。


これに対して、右側の部位が左側よりも活発に活動する人たちは、


不安、心配、悲しみなどのネガティブな情動を感じてしまいます。


そして、この人たちは、人生に対する不満を口にすることが多く、高揚感や喜びを感じることは滅多にありません。


このことから、ものごとを楽観的に捉えるときには、脳の左前頭前野が活発に活動していて、悲観的に捉えるときには右前頭前野が活発に活動している、と言えます。


そこで、この前頭前野の活動を調べるために、チベットの僧侶たちに協力してもらって行った実験があります。


それは、瞑想状態にある僧侶の脳の状態を調べるというものです。


対象実験として、1週間の間、僧侶たちに瞑想の仕方を教えてもらった大学生の脳の状態も調べられました。


実験の結果、たった1週間だけ瞑想の仕方を教えてもらった大学生でさえ、瞑想中は、脳の前頭前野の左側が右側よりも活性化していました。


これに対して、瞑想中の僧侶たちは、左側の活性化が非常に著しく、大学生の何倍もの強さで活動していました。


そして、驚くべきことに、瞑想を止めても、左側の活性化は維持されていたのです。


つまり、彼らは、瞑想という意識的な修行を続けることによって、脳の活動状態を変えていったわけです。


私たちが、常に『意識的に行動しろ』というのはこういうことなのです。


意識的な行動を続けていけば脳の活動状態を変えることができるのです


それは延いては自分自身を変えるということになるのです



【参考文献】

「脳」を変える「心」/シャロン・ペグリー
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