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心理コンサルタントのしらたきです。
昨夜は、寒かったですね。
急な冷え込みで、みなさん風邪など引かれませんでしたか?
来週になると、日中の気温は、再び25度を越える夏日に戻るそうで、こう寒暖の差が激しいと体調を維持するもの大変ですよね。
さて、みなさんは、音楽を聴くのはお好きでしょうか?
たとえば、喫茶店などで友達とお茶を飲んでいるときに聞こえてくるBGM。
あるいは、百貨店やスーパー、コンビニなどで買い物をしているときに聞こえてくるBGM。
これらの音楽を聞いて、
「うるさい!」
と言って怒り出す人は、まずいないでしょう。
ところが、夜、隣りの部屋から聞こえてくる音楽の音。
あるいは、電車の中などで、隣りに座っている人のイヤホンから洩れ聞こえてくる音楽の音。
これらの音楽を聞くと、人は、
「うるさい!」
と言って腹を立てます。
同じ音楽でもそれが聞こえてくる状況によって、人の感じ方は変わってきます。
他人の出す音楽に腹が立ってくるのは、
他人は音楽を楽しんでいるのに、自分だけがなぜ我慢しなければいけないのか、
という思いから起こってきます。
つまり、この場合、まるで相手が上で自分が下にいるような認識に囚われてしまっているのです。
そこで、怒りによってこの立場を逆転させようと、
「うるさい!静かにしろ」
などと文句を言ってしまうわけです。
しかし、残念ながら、怒りによってものごとが解決することはほとんどありません。
大抵の場合、ものごとをこじらせるか、後味の悪いものが残るだけです。
ときには、なぜあんなことで怒ったんだろう、などと後悔することさえあります。
この、相手が上で自分が下にいるような認識に囚われてしまうのも、
昨日の記事『人間関係のトラブル 』にも書いたように、
自分自身の中に問題を抱えているからなのです。
その問題があるがゆえに、自分が下にいるような認識に囚われてしまうのです。
そうして、それを怒りを伴う非建設的な方法で解決しようとするのです。
自分の抱えている問題を知り、それに真正面から向き合うことができれば、怒りではなく、もっと建設的な方法でものごとを解決する行動が取れるようになるのです。
先の例で言えば、相手に怒りをぶつけるのではなく、
「もっと音楽を小さくしてもらえませんか?」
などと相手に依頼の態度で臨むことができるようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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