ご機嫌いかがでしょうか?
心理コンサルティングオフィス ふくよし
さて、前回記事:未来を予測するの続きです。→前回記事はこちらから
人間は、子供の頃、まだ意識する力が未発達な頃の学習と訓練により、無意識的なもの(思考、行動、感情)
が形成されます。いわゆる、他者からみたあなたらしさです。
学習と訓練とは、簡単にいえば、その人の日々の出来事への対応の仕方全般のことです。
繰り返し、繰り返し、日々、その人らしさで、対応しているのです。意識的に意識して行動を変えない限り。
他者からみたあなたらしさとは、たとえば、立場が不利になると(都合が悪くなると)、嘘をつく癖、
黙り込む癖、多弁に言い訳をする癖、人の責任にする癖・・・etc
その自己を一貫に保とうとするのです。自己統一というものです。
つまり、未来は、その自己統一から予測できるのです。
では、何を観察するのか?
それは、うまくいっていない時を観察するのです。
うまくいっていないという主観的な感情は、つまり、その人の課題に対する認知的なものであり、
その人の課題が、そこに存在しているという証拠なのです。
うまくいっている時は、どんな思考の人間であっても、(ほとんど)問題はありません。
鬼のような人でも、優しいときはあるものです。
しかし、うまくいっていない時とは、つまり、課題に対する対応の仕方が、はっきりと表現されるのです。
つまり、それが、その人の問題であり、その人の生き方として、表現されるのです。
人間を観察すれば、社会に対してどのように対応するのか?
それで、人生が決まります。
つまり、社会という場への適応の仕方が、人生であり、成功も幸福も
社会という文脈の中で、存在するのです。
では、観察のポイントは?
次回以降に書きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
心理学教育の必要性と心理学的思考法を広める活動をしています。
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