思考は具現化するという思考-より良く生きるための気づきの心理学- | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご機嫌いかがでしょうか?

心理コンサルティングオフィス ふくよしです。

思考は具現化するという言葉があります。

しかし、この言葉は、過大に解釈した意味だけが広まっていてるようです。

”ご飯を食べなければ、お腹が空く。”

”夢では、お腹は一杯にならない。”

と言っているようなものです。

よく考えれば、当たり前のことを言っているのです。


具現化するためには、”思考(考え)”は最低必要だと言っているに過ぎないのです。


しかし、強い思い、考えは、実現するかのような印象だけが、伝わり、広がったのは、都合の良い解釈が欲しかったのでしょう。
※心理学でいう意思決定にもちいるヒューリスティックというものです。


夢を具現化するには、それなりの努力がいる。

夢を具現化するには、それえなりの才能がいる。

夢を具現化するには、願い続けることだ。

この3つの中で、努力しなければ、あるいは、才能がなければ、実現しないとなると、多くの人が否定したくなります。

自分にとって、都合にいい情報があれば、それを採用したくなるのも人情です。


しかし、一歩間違えると、これは、呪術的思考に近いものとなります。

呪術的思考は、神経症にみられる特徴の1つです。

これは、自分の考えがそのまま実現すると信じているという思考です。


たとえば、会社の上司に腹を立て、死ねばいいと思ったとしましょう。

その後、死ねばいいと思ったことで、それが現実になるのではと考え、不安に襲われるというものです。

この思考は、大人になると、”人間には、考えるだけで外界の出来事をコントロールする力はない”ということを理解するようになり、ほとんどが、思春期以降はなくなります。

具現化には、思考と同時に、それなりの努力も必要なのです

念じれば叶うというのは、念じれば叶えばいいと願っているからです。

それは、能力があることが大事で、使うことに気づいていないからだと思うのです。

甘く、危険な思考なのです。

まず、使うこと。やるだけやった後、うまくいかなければ、方向転換するなり、また考えればいいのです。ダメなわけではないはずです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

心理学教育の必要性と心理学的思考法を広める活動をしています。

よろしくお願いします。