ご機嫌いかがでしょうか?
心理コンサルティングオフィス ふくよしです。
清水健太郎が覚せい剤取締法違反で、逮捕されました。
5度目だそうです。
薬物依存はどうして治りにくいのでしょうか?
人は、『薬物依存は怖い』といいます。
これは、客観的な視点です。
本人の(主観的な)視点は、『薬物に依存しない方が怖い』のです。
つまり、やめられないのではなく、やめたくないのです。
たとえば、その人は、生きていくことが怖いとしたら、その怖さを解消することが、願望(目標)となるでしょう。
そして、その願望を達成させる手段(怖いことを対処する手段)が、”依存”なのです。
そして、自分ができる唯一の手段だと信じているからです。
人は、気づくまで、その信じている方法を使ってしまうのです。
信じるとは、ある意味怖いことなのです。
強迫神経症で、外出がまともにできない人は、自宅にいる時でさえ、ガスの元栓は消したか?と恐れているものです。
私には、関係ないと笑ってはいられません。
朝、必ず占いを見なければならない。願いを叶えたいときは、階段を一段飛ばしでいくルール。
もし、それをしなければ、悪いことがおこると考える。
そう考えると不安になる。だから、その行為を続ける。
このような儀式的行為をするのも、程度の差はあれ、同じことなのです。
そして、このような行為は、本人(主観的)には大きな意味があるのです。
※精神医学では、呪術的思考といいます。
この話しは、次の機会か、セミナーでお話ししたいと思います。
本人は、その行為を続けるために、やめることをとても難しいと感じるのです。
だから、依存という行為は、厄介なのです。
そこを理解したうえで、対応が必要なのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
心理学教育の必要性と心理学的思考法を広める活動をしています。
よろしくお願いします。
好きな女に裏切られて、笑いを忘れた道化師が、すがる失恋レストラン。
涙忘れるカクテル。