ご機嫌いかがでしょうか?
心理コンサルティングオフィス ふくよしです。
人生に気づきを与える心理学講座って何ですか?心理学的思考法とは?
一言で言えば、より良く生きるための心理学について、書いています。
より良く生きるためには、”気づき”は必要不可欠なのです。
そこで、今日から副題を『より良く生きるための気づきの心理学』に変更します。
さて、本題です。
今日は、”恐怖症”についてです。
平気でうそをつく人たちという本で、(クモ)恐怖症について、説明が書いてあります。
平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学/M.スコット ペック
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この本によると恐怖症について、”あるものにたいする正常な恐怖や反感がほかの何かに置き換えられたときに、恐怖が生じる。本当の恐怖や反感を自分で認めたくないときに、防衛的な置き換えをする”
と説明しています。
つまり、認めたくない恐怖や反感があると、それをある特定のことやものに恐怖症という形に置き換え、症状がでるというのです。
そして、ここで紹介されている邪悪な行為とは、親が子どもの自立を阻害するというものです。
相手の立場を考えたこともなく、ただ自分のためという欲求で、他人を支配しようとするのです。
心理学的思考法の基本的な考えの1つに、”自立”というものがあります。
より良く生きるには、必要不可欠なのです。
自立せずに、社会に適応すれば、依存と保護になるのです。
私たちは、ひとりの人間として、自立して生きること。と孤独で生きること。とは意味が違います。
社会に貢献と協力ができる条件は、自立することなのです。
私たちの理論によると強迫神経症や恐怖症は、適切な方向や一歩先に行くことしないための欺瞞(嘘)なのです。
自立していない親から過保護という魔法をかけられたのです。
恐怖症は、適切な方向に進むことを躊躇したり、止めたり、不適切な方向に進んだりするのです。
そして、依存や保護され続けることを願っていることを隠す(防御機能)のです。
つまり、自己欺瞞なのです。欺瞞(嘘)は隠すことで強化されます。
もっと嘘になるのです。
つまり、嘘が正しいことだと、信じ込もうとします。(信じていないからです)
だから、その人にとって、不適切な方向にどんどん歩みが早くなるのです。
そして、○○でなければならないとなるのです。
恐怖症は、ほんの1例です。
組織(会社)が合わなかったので、独立をした。これは独立する動機ではありません。松下幸之助氏をみればわかるでしょう。
結婚には向いていないので、しない。結婚と愛の問題には関係はありません。
人生とは虚しい。だから、一生懸命することは無駄なように思う。
だから努力しないのなら、それもいいでしょう。どうぞ
これらも、類似の症状です。
人間は社会性の動物です。だから集団生活ができない人はいません。
人間の課題は、数時間後のことや明日のことだけでなく、一生涯という時間をかけて付きまとうのです。
その魔法は、それに”気づく”まで続くのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
心理学教育の必要性と心理学的思考法を広める活動をしています。
よろしくお願いします。