ご機嫌いかがでしょうか。
心理コンサルタントのふくよしです。
私のブログ記事について、『めちゃ濃いですね』って言われることがあります。
高がブログかもしれません。
しかし、多くの方と直接会い、全ての人に、伝えるには、現実には限界があります。
私のブログ記事は、多くの方が、私と直接会えないかわりに、記事をつうじて、日常生活や仕事、自分自身や他者にも活用できればいいと思い、できるだけ全力投球で書くように努めています。
だから、カルピスのように、原液を、薄めて、自分に合うように飲んで(使って欲しい)と思っています。
自分のことを少し書くと、私は、ここでは書ききれないくらい、たくさんの過ちや勘違いをしてきました。
神経症的な生き方をしていたことに、気づいた私は、40歳から人生のやり直しです。
やり直しとは、学習と訓練のスタートをしているのです。
ゲシュタルト療法で有名なフレデリック・S・パールズ博士は、生涯を賭けて創り上げたゲシュタルトセラピーを自分自身に試しています。
図々しいですが、今は、私も心理学的思考法を生涯を賭けて創り上げ、自分に試し続けたいと思っています。
人生を楽しくするには、どうすればいいのでしょうか?
それは、楽しくすることです。
当たり前であり、バカらしいと思うでしょう。
楽しくないから、どうすればいいと聞いているんです!
逆、逆って思うでしょう。
これは、今流行りの『引き寄せの法則』であったりしますが、少し勘違いをしてしまいます。
それは、説明が不十分なので、安易であることです。
1回や2回楽しくするという意味ではありません。
楽しくないという感情が悪いわけではありません。ダメなわけではありません。
そこを評価するところではないのです。
そこを評価すると、その感情を避けたり、あるいは、評価して生まれた感情に意識が向かい、
楽しくないという負の感情を、そのまま感じることができないのです。
だから、また追いかけてきます。つまり、楽しくないというものを、ずーっと感じ続けたいということになります。
(継続する感情を”気分”といいます。つまり、このケースでは、憂鬱な気分となります。)
楽しくするには、まず楽しくないという負の感情を、そのまま感じることです。
ありのまま感じることです。
なぜか?それは、人間は相対的なマイナスからプラスへ向かっているからです。
これが人生なのです。
誰一人、自分なんて、どうでもいいと思っている人はいません。
例えば、人間は、喉が渇いたら、水を飲みます。言われなくて飲みます。
もし、喉が渇いていなければ、意識的に飲む以外は飲みません。
不適切な感情の使い方、思考の使い方をしていると
喉が渇いているのに、喉が渇いていないようになります。つまり、水を飲まないのです。
あるいは、喉が渇いているのに、他の不適切な方法で、喉の渇きを解決しようとします。
むしろ、その方が怖いのです。
慢性の不幸症というのでしょうか?何をしても楽しくないということを連呼するようなものです。
楽しくないという負の感情を、そのまま感じれば、
人間は、心理的ホメオスターシスが働くのです。だから、気づくのです。(喉が渇いていることに気づくのです)
そして、まるで、喉の渇きを潤すように、水を欲するように、適切なやり方で対応するのです。
これが、行動の本質的な目的なのです。
それは、私はどうしたいのか?なのです。
思考にアイデアとバリエーションがないとは、常に残念なことになります。
思考に不適切な癖がついているのです。
思考するところは、このまま楽しくないと、生きていたいのか?それとも楽しいと、生きたいのか?なのです。
楽しくしたいのなら、楽しくしなさいということです。
やがて、自己と外界に今まで経験をしなかったことが起りはじめます。(思考が変わり、行動が変ることを経験するでしょう)
アメリカの心理学者ウィリアムジェームズは
『快活さを取戻す最善の方法は、いかにも快活そうに振舞うことだ』と述べています。
まず、自分の持っているものを使うこと。他人から楽しくされることを期待するのではないのです。
つまり、楽しくなりたいのなら、まず、自分から楽しくすることなのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
心理学教育の必要性と心理学思考法を広める活動をしています。
よろしくお願いします。