楽しくするには、どうすればいいのですか?-人生に気づきを与える心理学講座- | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご機嫌いかがでしょうか。

心理コンサルタントのふくよしです。



私のブログ記事について、『めちゃ濃いですね』って言われることがあります。

高がブログかもしれません。

しかし、多くの方と直接会い、全ての人に、伝えるには、現実には限界があります。

私のブログ記事は、多くの方が、私と直接会えないかわりに、記事をつうじて、日常生活や仕事、自分自身や他者にも活用できればいいと思い、できるだけ全力投球で書くように努めています。


だから、カルピスのように、原液を、薄めて、自分に合うように飲んで(使って欲しい)と思っています。



自分のことを少し書くと、私は、ここでは書ききれないくらい、たくさんの過ちや勘違いをしてきました。


神経症的な生き方をしていたことに、気づいた私は、40歳から人生のやり直しです。


やり直しとは、学習と訓練のスタートをしているのです。



ゲシュタルト療法で有名なフレデリック・S・パールズ博士は、生涯を賭けて創り上げたゲシュタルトセラピーを自分自身に試しています。


図々しいですが、今は、私も心理学的思考法を生涯を賭けて創り上げ、自分に試し続けたいと思っています。



人生を楽しくするには、どうすればいいのでしょうか?


それは、楽しくすることです。



当たり前であり、バカらしいと思うでしょう。


楽しくないから、どうすればいいと聞いているんです!


逆、逆って思うでしょう。



これは、今流行りの『引き寄せの法則』であったりしますが、少し勘違いをしてしまいます。


それは、説明が不十分なので、安易であることです。


1回や2回楽しくするという意味ではありません。



楽しくないという感情が悪いわけではありません。ダメなわけではありません。


そこを評価するところではないのです。



そこを評価すると、その感情を避けたり、あるいは、評価して生まれた感情に意識が向かい、


楽しくないという負の感情を、そのまま感じることができないのです。



だから、また追いかけてきます。つまり、楽しくないというものを、ずーっと感じ続けたいということになります。

(継続する感情を”気分”といいます。つまり、このケースでは、憂鬱な気分となります。)


楽しくするには、まず楽しくないという負の感情を、そのまま感じることです。


ありのまま感じることです。



なぜか?それは、人間は相対的なマイナスからプラスへ向かっているからです。


これが人生なのです。


誰一人、自分なんて、どうでもいいと思っている人はいません。



例えば、人間は、喉が渇いたら、水を飲みます。言われなくて飲みます。


もし、喉が渇いていなければ、意識的に飲む以外は飲みません。



不適切な感情の使い方、思考の使い方をしていると


喉が渇いているのに、喉が渇いていないようになります。つまり、水を飲まないのです。


あるいは、喉が渇いているのに、他の不適切な方法で、喉の渇きを解決しようとします。


むしろ、その方が怖いのです。


慢性の不幸症というのでしょうか?何をしても楽しくないということを連呼するようなものです。



楽しくないという負の感情を、そのまま感じれば、


人間は、心理的ホメオスターシスが働くのです。だから、気づくのです。(喉が渇いていることに気づくのです)


そして、まるで、喉の渇きを潤すように、水を欲するように、適切なやり方で対応するのです。


これが、行動の本質的な目的なのです。


それは、私はどうしたいのか?なのです。



思考にアイデアとバリエーションがないとは、常に残念なことになります。


思考に不適切な癖がついているのです。




思考するところは、このまま楽しくないと、生きていたいのか?それとも楽しいと、生きたいのか?なのです。


楽しくしたいのなら、楽しくしなさいということです。


やがて、自己と外界に今まで経験をしなかったことが起りはじめます。(思考が変わり、行動が変ることを経験するでしょう)



アメリカの心理学者ウィリアムジェームズは


『快活さを取戻す最善の方法は、いかにも快活そうに振舞うことだ』と述べています。



まず、自分の持っているものを使うこと。他人から楽しくされることを期待するのではないのです。


つまり、楽しくなりたいのなら、まず、自分から楽しくすることなのです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



心理学教育の必要性と心理学思考法を広める活動をしています。



よろしくお願いします。