感情を理解する-人生に気づきを与える心理学講座- | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご機嫌いかがでしょうか?


心理コンサルタントのふくよしです。



今日は、感情について書きます。


まあ。一般には、感情について、考える時、怒りでも、悲しみでも、喜びでもいいんですが、


どうして?と考えます。


私も心理学教育の学習と訓練を受ける前は、そうでした。



普段、それでもいいんですが、どうしても!これは!という肝心な時には、悩みの種となります。


特に、身近な大事な人への思いから生まれる怒りや、悲しみという感情については、日々、しんどくなるかもしれません。



だから、感情の中身について、考え、議論するわけです。


例えば、悲しいって、どうして?。って、人は、どうして?、悲しむのか?とか、怒りって?どうして?


感情の正体を知ろうとすることをします。



そして、さんざん感情について、分析し、考えていると、怒っていても仕方ないか。。。とか、悲しんでばかりいても仕方ないか。。。。となるのです。※これについては、別の機会に説明します。



あるいは、いわゆる負の感情を発散という方法で解決しようとします。


怒りまくる!って感じでしょうか。



基本、脳の機能から考えれば、発散はしない方がいいのです。


怒りは定量ではないので、まるで、グラス一杯の怒りを発散すれば、無くなると思うのでしょう。


間違いです。


むしろ、怒りを増大させ、悲しみを増大させるのです。


でも、怒ったり、悲しんでいる人は、そうした方がいいと思うところに、人間の面白いところがあるようです。

※これは信念系の話しとからむので、別の機会に説明します。



感情について、考えるとき


殴るという行為(行動)、暴言を吐くという行為(行動)は、怒りとひっついてます。


試しに、笑いながら、人を殴ってください。


怒って、殴るのと違います。力のはいりようが違います(殴る方は、だって、怒っているんだ!ですから)



笑ながら、殴られた方は、むしろ怖いです(笑



心理学では、行動に付随したものが感情と考えています。



スムーズに行動するためには、感情が必要なのです。


だから、感動という言葉があるくらいです。



これを例えれば、歩く、走る時に、手が自然と動くことに似ています。


手を動かさいと、うまく歩けないものです。



人間の行動には、目的があります。(公理)



つまり、感情にも目的があるということです。


感情をその目的のために使っているということです。



普段、そんなことを考える必要もないと思いますが、ここぞという時


例えば、大切な人が怒っている、悲しんでいる時、あるいは自分自身のことについて、その思考は役に立ちます。



つまり、その感情によって、何が達成されるのか?。どんな得があるのか?この感情はどこへ向かっているのか?を観察することです。


それは、同情であったり、優越感であったり、悲しみ(回避)であったり、するかもしれません。



たとえば、『ごめんなさい。私には、それができません。だから、助けてください』というところを


『なんで、私がこんなことをしないといけないのだ!』と怒るのです。


そして、しばらくして、さっきは、ごめん。できないから、つい腹が立って。


最初から、そう言えばいいのに。。。


※評価するところを間違っているのです。


これが、世間で言われるところの人生素直に生きれば、うまくいく、『素直に生きなさい』という言葉です。素直になるには勇気が必要なのです。



実は、これは自立の問題なのです。自立するには勇気が必要です。多くの人は、誤った教育により、勇気を育てることなく、枯れさせ、勇気を失った状態で、生きているのです。


つまり、人を尊敬し、信頼する。協力と貢献。の学習と訓練がなされていない人は、劣等感情の補償が適切ではない方法で、処理する癖がついています。だから、感情の使い方が不適切なのです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。