普段、私たちは、相手の行動や意識の変化を期待したコミュニケーションを使う時があります。
社会心理学では、これを説得的コミュニケーションと呼んでいます。
例えば、『宿題した?。宿題やりや。』
『 わかった。 わかった。 やる。やる。』
しばらくすると ゲームをしているので、
『宿題は?やらんでいいの?先生に叱られるで!』
『わかってる。わかってる。』
『わかっているなら、宿題してからゲームしなさい!わかってないから、言ってるねん!』
『わかってるって言ってるやろう!うるさいな!くそババア!』
『くそババア?。親に向かって、なんて言い方!!』
とこんな会話が日常的に、おこります。たぶん(笑)
説得的コミュニケーションは、相手の行動や意識が変わることを期待したコミュニケーションです。
しかし、先ほどの例では、説得的コミュニケーションには、なっていないことに気づくことが必要です。
命令でもなく、願望でもなく、何を言いたいのか?コミュニケーションになっていないのです。
つまり、私は、どんな考えを持っていて、私は、あなたに、どうして欲しいのか?が伝わるような言葉になっていないのです。
心理学的思考法では、脳の機能、特徴上、10歳未満までは、信念は未完成であるため自然の原理原則、論理的結末を体験させること。
学習と訓練をさせることが基本です。
しかし、10歳以上であれば、どうしても、と言う場合は、このような方法を使うことも必要だと、私は考えています。