※すいません。すごく長い文章になりました。
親は、子供が、社会に出た時に、社会に上手く適用して、できれば出世なり、世の中の人のためになるような人になって欲しい。
せめて、他人に迷惑をかけるような人にはなって欲しくない。と思うものです。
子供たちの幸せを願うのは、親の性なのです。残念ながら
まして、今は、ほとんどの家族が、子供が1、2人です。
だから、子供のことをかまうことを止めようと思っても、目がいきます。
そして、厄介なのが、親が、高等教育を受けたためなのでしょうか?教育に熱心です。
子供にかまうことを止めようとすることは、諦めた方がいいでしょう。たぶん(笑
親が、社会に上手く適用できないと感じる性格(性質)として、すねる。言い訳をする。キレる。落ち込む。などが考えられます。
自分のことは、棚に上げてです(笑
社会に出て、ちょっとしたことで、”すねたり”、”言い訳したり”、”キレたり”、”ひどく落ち込んだり”していては、
上手くやっていけるのだろうか?と心配するのでしょう。(親のおせっかいですけど)
だから、子供が、ちょっとしたことで、すねたり、言い訳したり、キレたり、すると
そういう態度をやめなさい!と怒鳴ったり、
ちょっとしたことで、ひどく落ち込んだりすると
そんなことぐらいで、落ち込んで、どうするの!っと叱咤激励をするのです。
しかし、親のほとんどが、おそらく、どうしていいのか?わからないからだと思うのです。
適切な接し方がわからないからです。
つまり、子供の態度を改善できるような接し方がわからないからです。
だから、ほとんどの親は、自分の考えを押し付けるやり方しか、できません。
親としては、子供のうちに、このような性格を、改善したいと思うのです。
だから、”叱る”という方法を使ってしまうのです。
※大人になれば、損な性格であることがわかり、意識して、他人の前では改善することができるでしょう。
しかし、身内になると、意識することができなくなり、いわゆる地がでます。例えば、うちの主人は、嫌なことがあると子供みたいに、すぐにすねるんよ!嫌な性格!とか、奥さんに言われるのです。
普段を知っている職場の人は、そんな性格だと聞いて、びっくりするかもしれませんが、意識しなければ、人間とは、そんなものです。
では、どうすれば、そのような態度を改善できるのでしょうか?
■心理学的に思考して、考えてみたいと思います。
※ただし、今回のケースは、10才以下の子供であること。デパートなど大勢の人がいるところでの場合は適用しません。それ以外とします。
子供が、、”すねたり”、”言い訳したり”、”キレたり”、”落ち込んだり”した時に、親としては、その態度に反応したくなるようです。
私もそうです(笑
人間は、相手の行動を変えたいと思うときに、命令というコミュニケーションを使います。
相手との関係に、上下の関係が完全に成立していなければ、より強く伝えたいと思い、感情を使います。
やめなさい。ではなく、やめろ!!!(って感じです)
関西では、やめんか!ボケ!カス!とやめろ、の後にボケとカスのおかずがつきます。
親が自分の思い通りにならないから腹が立つのでしょうか?
それとも、こんな性格では。。。と子供の将来が不安に感じるからでしょうか?
このような性格を改善することが、親の務めであり、教育だと信じているのでしょう。
親は、子供の不適切な態度には、敏感に反応します。(残念です)
さて、では、子供が適切な態度だった時は、どうでしょうか?きちんと反応しているでしょうか?
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たとえ話をします。
あなたが、エレベーターに閉じ込められたとします。
ドアが開きません。
怖い!です。私なら、確実にパニックです!
そして、エレベーターのボタンを、何度も押すでしょう。無駄だとわかっても
無駄だとわかってないのでしょう(笑、
きっと押しまくります。連打します(笑。ドアも叩くでしょう。
そして、このぼろいエレベーター!バカエレベーターと怒鳴り散らすかもしれません。
こんなぼろいエレベーターに乗らなければ良かったと後悔を口にするかもしれません。
そして、連打し続けます。
すると、開きました!やった!!!ってなるでしょう。
成功です!
しかし、何度もボタンを押したから、連打したから開いた。。。のでしょうか?
そんなはずはないと思います。
これが、エレベーターでの成功体験です。(不適切な)学習したのです。
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親は、このエレベータのように、子供が、、”すねたり”、”言い訳したり”、”キレたり”、”落ち込んだり”した時に、過剰に反応するようです。不安や恐怖が、そうさせるのでしょう。
なぜなら、人間にとって、もっとも恐ろしいことの1つとは?
それは、社会から”無視”されることです。
村八分という言葉があるように、”無視”されることが、もっとも怖いことなのです。
このエレベーターも、なにをしても開かなければ、どうでしょうか?無視され続ければ、怖いですよね。
このエレベーターの成功体験のような、親の不適切な学習が、問題行動を続けるのです。
つまり、連打という不適切な行動⇒エレベーターが開く。成功!といものです。
では、どんな不適切な事を続けるのか?
すねる⇒反応する。
つまり、怒る、怒りまくる。何度も同じことを言って、子供が命令に従うまで、このエレベータ-のボタンのように、連打します。
しかし、人間にとって、注目は、もっとも危険な報酬なのです。すねるたびに、注目するという報酬を与えていることになるのです。
つまり、子供にとっては、成功体験なのです。すねる(不適切な態度)=注目される。という学習が成立します。
では、なぜ?
反応するのでしょうか?
それは、人間を信頼するという関係が未成熟だからです。(私もです)
エレベータで例えると、このエレベーターが止まっていることに、誰れかが気づきさえすれば、関係者が助けてくれると信じていないから、恐怖に怯えるのです。
状況をきちんと意識して、判断することができなければ、ボタンを押す⇒開く。という過去の単純学習経験に従って、行動してしまうのです。
過去何度も書いていますが、
①人間は、誰からなんと言われようが、言われまいが、プラスの方向に進もうとします。(向上心があるのです)
②人間を信頼する。
ただし、不適切な学習をした場合に、それが、プラスの方向だと勘違いして、不適切な行為は続きます。
プラスの方向だから、止めないのです。
では、どうするのか?
子供が、、”すねたり”、”言い訳したり”、”キレたり”、”落ち込んだり”した時には、その態度については、無視するのです。
例えば、子供が、朝ごはんで、こんなのいらない!と言って、すねたとしましょう。
そしたら、食べる、食べないを確認した後(子供が、それに、気づいていることを確認するため)、
朝食は、このご飯しかないことを伝え、食べないのなら、お昼までは、食事がないことを伝える。
そして、親は、そのまま自分の仕事なり、行動を普段どおりに続ければいいのです。
何もなかったようにです。
テーブルに置かれたままの食事を片付けてもいいなら、冷蔵庫になおすなりして、片付けてもいいでしょう。
余裕があれば、”片付けができて、助かるわ。ありがとう”。って素直に言えばいいでしょう。素直にです。
つまり、子供が、不適切な行為=成功体験という、不適切な学習をしないように注意すること。
これが、自立するために必要な学習だと思うのです。
ただし、注意が必要です。復讐的な態度にならないことです。
例えば、過剰な確認。
食べないの?お腹すくよ?、昼間まで食べれないよ?困るよ?本当にいいの?それでいいの?
例えば、復讐的な態度
食べないの!知らんで!えらい目に合うで!(と顔が怒っている。)
もともと、自立させることを意識して、子供を教育することが大切です。つまり、0歳から始めることです。
だから、すぐには効果がでません。
今までは、すねることで、親が反応してくれたのです。
反応してくれるまで、このエレベーターのボタンを連打するように、さらに、すねます。しかし、その峠を越えれば、だんだんすねなくなるでしょう。
そういう生き方では、人生が不便であることを、身をもって体験し、気づくからです。
(当然、親のあなたも、子供の前では、すねる等の不適切な態度を慎むことが大切です)
わがままは、人生を不便にします。