恋する乙女に、何が正しいとか、何が間違っているとか、そんなことは関係ない。
それが、恋するということだと思う。
そんな状態の人に、何もを言っても難しい。
何が言いたいのか?
それは、心理学の難しさです。
何が正しいのか?ではない点にあると考えています。
ルネッサンスの時代に、地動説のように、ガリレオなど数々の発見がありました。
その時に、教会(宗教)と科学は契約を交わしました。
それは、何が真実なのか?それは科学が調べ、述べます。しかし、何が正しいのか?は、教会が決めてください。この契約は今でも続き、科学は、未だに、何が正しいのか?倫理を述べることはしません。
ただ、これが真実です。これが出来ます。としか言わない。
あるいは、電気について、プラスからマイナスに流れるというのは、間違っているのは知っていると思いますが、
電子が発見されるまでは、便宜上定義しただけで、実際は、マイナスからプラスへ流れています。
また、下の図の青い部分の面積は、四角の面積から白の円の面積の差で求めることができますが、
複雑にはなりますが、それ以外の方法でも求めることができます。
人生とは、そういう世界だと、つくづく思う。
恋する乙女には、乙女の世界がある。その世界を信じている。ただそれだけなのです。
良いも悪いも正しいも間違いもありません。
しかし、もし、恋から覚め、迷った時には、心理学が役に立つと、私は思うのです。