をテーマに、調布エリアで運動教室を展開しています、
「0才からの運動教室 『KidsWith』」です。本日の調布教室に通ってこられるメンバーさんで、
今年に入って2度、肘の関節が亜脱臼するような症状に見舞われた
と、お母様から相談がありました。
数日前に、自宅の布団の上で寝転がっていた際に腕がうまく抜けなくなり、
そこに無理な力がかかったことに寄って起こったそうです。
お恥ずかしい限りですが、
ご相談をいただいた際はたいした知識もなく、まともなお返事ができなかったのですが、
後から調べた結果、
どうやら話の内容から判断すると
肘内症(ちゅうないしょう)のようです。
日本整形外科学会様のサイトに、非常にわかりやすい図がありましたので、
こちらを拝借し、詳しくご説明していきます。
左側が正常な肘関節、そして右側が肘内症の状態の肘関節です。
前腕(肘から手首までの部分)には、2つの骨が肘から手首に伸びていますが、
そのうち親指側の骨(橈骨)の骨頭が、輪状靭帯という結合組織によって、
小指側の骨(尺骨)に固定されています。
この橈骨が輪状靭帯から外れた症状が
肘内症です。
※前腕の橈骨と尺骨は、鶏の手羽先を思い浮かべていただくとわかりやすいです。
肘関節症は主に、子どもの手を強く引っ張った際に起こります。
肘を境にして上腕と前腕が反対方向に強い力で引っ張りあう力が働くことで、
靭帯から外れてしまうのではと推測されます。
ですから、子どもの意思が手を引っ込める方向(体に引き寄せる方向)にあり、そこに外的要因として、
前腕や手先が体から離される方向に引っ張られることが、一番危険なパターンとなります。
小さなお子様は靭帯などの組織が未発達なために、こうした肘内症になりやすいのですが、5才を過ぎると靭帯や骨がしっかりとしてくるため、
肘内症にはなりずらくなります。
とはいえ、一度外れると
どうしても外れやすくなるのでできるだけならないような注意が必要です。
また、肘内症は7歳を過ぎるとほとんどその状態にはならないからと、
しっかりした治療はあまり行わないようですが、
正しくないはまり方で大人になると、
肘関節の歪みが残り、それが運動能力の妨げや肩こりの原因になり得るため、
できれば一度、見識の高いドクターに診てもらう方が良いと思います。
(これは勝手な私見です)
ちなみに、KidsWithではぶら下がり運動を小さいうちから取り入れていますが、
注意事項として、
・ゆっくりと引き上げる
・嫌がるときら絶対に無理に引き上げない
という点を伝えています。
運動能力を高めるという観点からは、
ぶら下がり運動はとても大切ですが、
それで怪我をしては元も子もありません。
運動を行う際は、こうした注意事項を改めてしっかりと保護者の方々にご理解いただくよう、
努めたいと思います。
