おうちモンテ研究家、あーちゃん先生こと大高です。
 

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あなたは、子育てに悩んだことはありますか?
私は、子どもが生まれて4年くらいの間は、
常に何かに悩んでいました。

子育ての悩みを解決するために、
たくさんの本を読み、保育士の勉強もし、
セミナーにも通っていました。

ある子育てのセミナーに参加した時に、

このような質問があります。

 

「あなたの子育ての目標は何ですか?」

あなたの答えは、何でしょうか?

セミナーに参加されていたママたちの多くは、
「子どもを社会人として自立させること」

と答えていました。

この考え方は、
多くのママたちに共通するものだと思います。
 

だって、親は子どもより先に死んでしまうもの、だから、

「親がいなくなっても、
子どもが生きていけるよう自立してほしい」

と願うものですよね。

 

でも、そんな親の想いが空回りして
子どもの自立を阻むことがあるな・・・
と、この記事を読んで思いました。

▼大手企業にこだわる親とのパラサイト就活の実態

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180209-00010000-binsider-bus_all


この記事によると、親は、
大企業に就職できれば安心、と考える傾向が強く
 

そのため、子どもが大企業に就職できるよう、
子どもの就活に親が口を出し、
子どもも親の意見に従ってしまう、

パラサイト就活の実態が、語られていました。


全ての親子に当てはまるものではないけど、
日本人の親がやりがちな子育ての間違い

指摘する記事だと思いました。

 

そこで今日は、
私がモンテッソーリ教育を通じて学んだ

≪自立的な子どもに育てるために大切な3つのこと≫
をお伝えしたいと思います。

●その1:子どもの自主性を尊重する
 

モンテッソーリ教育では、

子ども自身が「やりたい!」と思ったことを、尊重します。

具体的には、
棚に用意された遊び(お仕事と呼ばれています)を

自分で選び、それを満足するまでできる環境、
を大切にしています。

大人が、これをしましょう、と
子どもに指示するのではなく、子ども自身が、

「私は何に興味を感じ、何をやりたいのか?」
 

を絶えず考えなけばならない環境、
で子どもを育てます。

 

こういった環境が、子どもの自主性を伸ばします。
 

大人になって社会に出ると、
大人にやることを指示されてきた子どもは、
言われないとできない人、になりますが、


子どもの自主性を大切にした環境で育った子どもは

自分から興味や課題を見つけ、それに取り組める

自立型の社会人に、成長することができます。

 

●その2:失敗させるチャンスを奪わない

 

モンテッソーリ教育では、遊び方(お仕事の手順)を

【提示】という形で子どもに伝えた後は、

子どものやり方に、口をだしません。

 

なぜなら、子どもが、うまくいかない方法を試す度に、

うまくいく方法に近づいていくことを、分かっているからです。

うまくいく方法に、自分で気づくいていく過程にこそ、

すばらしい学びがあるからです。

 

「こうやればいいのよ!」

 

と子どものやり方に口を出すことは、

子どもの成長の機会、学びを奪うことになります。

 

それでは、自立的な子どもに、当然育ちません。

≪失敗が許される子どもの頃に、

どれだけ、思う存分、失敗を経験できたか?≫
 

が自立的な子どもに育てるために、大切なことです。

 

●その3:責任と自由が共存する環境

 

モンテッソーリ教育では、遊びの後の【片づけ】まで

とても大切にしています。

具体的には、遊び(お仕事)を棚に戻す時には、

遊ぶ前の状態にすること、を徹底して教えます。

 

なぜなら、遊ぶ前の状態に戻しておかないと、

次に遊ぶ人が、遊べないからです。

 

このような【責任】を、
子どものころから習慣化させることで、

他者への配慮を、身に着けます。

 

モンテッソーリ教育は、

「やりたいことを、やりたいだけできる」
自由がある環境ですが、
 

それと同時に、守らなければならないルールがあり、

自由には責任が伴うことを、身を持って学ばせます。

「自分が片づけなくても、誰かがやってくれる」

という【甘え】は、許されません。

 

私も、ついやってしまうことですが、

子どもがなかなか片づけをしないと、

片づけるまで待つことができず

つい、親が片づけてしまうこと、ありますよね。。。

 

でも、これでは自立的な子どもには育ちません。


「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」

 

という言葉は、
モンテッソーリ教育を的確に表した言葉ですが、
 

子どもが自分でできるように、やり方を教えて
(具体的には、片付けの方法、ルール、しまう場所など)
 

子どもが自分でできるように手伝う、待つ姿勢が、
とても大切だと言われています。

遊んだ【責任】は、子どもにとらせないといけません。(反省・・・)

 

 

 

以上、モンテッソーリ教育が教えてくれる

≪自立的な子どもに育てるために大切なこと≫
をご紹介しました。

 

私自身、分かっていても、できていないことが
が多々ありますが(汗)
 

これを機に、また気を引きしめて頑張っていきたいと思います。

 

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