おうちモンテ研究家、あーちゃん先生こと大高です。
今日は、手作り≪クリスマスカード≫をご紹介します!
雪が降っている感じを出しているのですが、
この、雪、実は書いているのではないのです!
10%くらいの濃度の食塩水を、綿棒でつけて乾かすと、
塩がのこって、雪のようになります。
さらに、このクリスマスカードづくりには、
知育の要素が含まれています。
このクリスマスカードづくりでは、
形、数、色、シール貼り、えんぴつ
などに≪ねらい≫が、盛り込まれています。
(幼児教育では、活動には必ず≪ねらい≫があります。)
そして、≪ねらい≫を達成するためには、
それにそった言葉がけ、を意識する必要があります。
知ってしまうと、シンプルなことなので、
普段の子育ての中でも、十分活用できます。
この視点を、具体的に教えてくれる本をご紹介したいと思います。
この本、家にあるもので、お金をかけずに
知育遊びができる、具体的なアイデアが
260、も紹介されています。
モンテッソーリのお仕事と同じ感じのものも
紹介されていて、とてもおススメです。
この本から
子どもと、どう遊べば、どう接すれば
子どもの成長を促すことができるのか?
を学べます。
例えば、今回のクリスマスカードでは、
1.3つの三角形、
をパズルのようにして遊びます。
2.それぞれの三角形の≪大きさの違い≫
に着目させ、大きさの違いを、
≪どのような言葉で表現するのか≫、を伝えます。
3.三角形を大きさ順に積み重ねる指示を出し
(幼児教室や小学校受験塾で行われる指示行動です)
指示通りできているか、を確認させます。
(観察能力を引き出し、間違いを自己訂正させること、
がねらいです。)
4.三角形を積み重ねられたら、それをのり付けします。
以上が、クリスマスカードづくりの前半部分で、
まだまだ、続きがあります。
今回のクリスマスカードづくりでは、
それぞれの行程の中で、
どのような能力を発達させるのか?
を明確に意識して、
そのための≪言葉がけ≫をすることが
ポイントになっています。
≪言葉がけ≫の具体例を紹介すると、
「この三角は、どこにいれたら、ぴったりかな?」
(パズル遊びの時)
「どれが一番大きいかな?」
「どうすれば、どれが一番大きい三角だって分かるかな?」
(三角の大きさを比べる時)
など、子どもに考えさせる質問をすることで
子どもの成長を促すことができます。
「成長を意識した言葉がけを行うと、
子どもはどんな反応をするのか?」
ぜひ、一度お試しくださいね。