今日からカナダも12月に入り
あと1ヶ月で今年が終わるなんてびっくりしています!!
11月の初めから息子たちは本格的に柔道を習っています。
別に元々私はそんなに武道に興味があるわけではなかったのですが、カナダ人の夫がずっと日本の武道を子どもたちに習わせたいと言っていて、そんな中パンデミックになりなかなか習う機会がありませんでした。
そうこうしているうちに長男は8歳に。
カナダの教育って基本的に、
・自分のことは自分で決める
・やりたいことはやる
・やりたくないことはやらなくていい
というスタンスで常に子どもに選択肢があるような状態なんですよね。もちろん全てではないけど。
最初、私はそれがすごくいいことだと思っていたけど(今でも良いことだと思ってはいるのだけど)、息子たちを見ているとどうも、嫌なことから逃げているように見えていることもある。
人生って、生きていると良いことも嫌なこともあって、嫌でもしなきゃいけないこともある。そういうことを息子たちに学んでほしいなと思ったし、武道で身体と精神を鍛えて欲しいなとも思った。
ということで柔道を始めました。別に空手でも柔道でも柔術でも、なんでもよかったのですが、なぜ柔道にしたかというと今の所の柔道の先生がすごくいいと思ったから。
別のMartial Artのクラスも見に行ったのですが、なんか先生が優しすぎる。ということであえて私はちょっと厳しめの先生のところへ入れました。と言ってもユーモアがあって楽しくレッスンしてくれるし、子どもたちが恐怖に覚えているような感じでは全然ありません。
息子たちの先生は、
・危険な姿勢をとると腕立て伏せ10回
・動き回ると道場から出される
・話を聞いてないと腕立て
・質問は受け付けない時がある
とカナダの学校教育では結構考えられない感じなのです。この先生、昔軍隊に入っていたのでちょっと軍隊式なのです!
カナダって放っておいても基本的に褒められて育つ。特に幼稚園まではそんな感じ。褒められすぎて、実際はそこまで大したことないのに「自分はすごいやつだ」と思ってしまっている人たちにあったことはよくある。
だからそういう部分、現実的な部分を武道を通して学んで欲しいなと思った。本当に上手くならないと、上には上がれない。実際に色のあるベルトを得るまでにかなりの努力と時間がかかる。今のこの世の中、なんでも好きなものがすぐに手に入る時代になって、そういう経験ができる機会がすごく少なくなってきてると思うんですよね。
ということで、私は息子たちに柔道を習ってもらってすごく嬉しい。道場ではみんな日本語で「イチ、ニ、サン」と数を数えたり、柔道の技(WAZA)が日本語だったりするので、なんだか日本にいる気分になって私自身の心も和んでます。
息子たち2人とも「早くカラーベルトが欲しい!」と言っているので、これからの成長が楽しみ!!まだまだ初心者なので、今はこける練習ばっかしてます笑。
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