こんにちは。


たのしくツクル、ゆたかにイキル

子ども料理教室「KidsCook」の塚本万智です。



わが家は

昔、おせんべいやさんを

やっていたそうなんですが


おじいちゃん、おばあちゃんは

マンション経営をしながら

田んぼと畑で

お米やおやさいを育てる兼業農家。



(学校から帰るとよく筋取りをして過ごしました。)



小さい頃から

食卓にならぶのは季節のやさい。



切ったトマトにお塩をパラッ


山盛りのスナップえんどう


茹でたほうれん草にかつおぶしとおしょうゆ





料理という料理もなくて(笑)


里芋の煮っころがしや

かぼちゃの煮物くらい




(春はつくしの卵とじが定番でした)



おやつも


茹でた甘〜いとうもろこしや

ホクホクの蒸したさつまいも




庭には

みかんやびわの木があって

実がなると

屋根にのぼって、


屋根の上で食べていました。


(まるでおさるさんのような生活。笑)



中でも苺は

食べきれないくらいラブ



母が悪阻が辛く、なかなか食べられなかった時に

食べられたものが「苺」で、


それ以来

おじいちゃんが毎年沢山、苺の苗を買って

育ててくれるようになったのよね〜と

母は言っていました。



(不揃いないちごで作るジャムが大好物❤︎)



季節の移ろいが

食卓から感じられることが

あたり前だった。




子供の頃は

おしゃれな洋食がならぶ食卓に憧れたり

たま〜に連れて行ってもらえる

ファミレスのメニューに

ワクワクしたりもしたけど



季節の採りたてのおやさいやくだものを

食べるときに感じられる

豊さが

実家を離れて暮らすようになり、

とてもよく分かる。





そんな農家の営みから

育まれたもの。


それは、食べ物へのありがたみでした。

つづき



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