こんにちは!
0才から小学生までずっと学べる
『英語xクッキングxサイエンスxリトミック』
キッズイングリッシュ西葛西のリサです。
英語子育てやバイリンガル教育が声高に言われ、習い事としての英語はかなり確立した地位を得ています。
同時に、「週に一度のレッスンじゃ、話せるようにはならないわよ~。」もかなりの高頻度で言われていますね(笑)
週に一度50分のレッスンだから、英語を話せるようにならないのではありません。
そのレッスンの内容が「英語を話せるように考えられたものではない」からなのです。
さて、
英語を習っている方で、小さいころ親に突然、
「ほら、英語習ってるでしょ。ちょっと話してごらん。」
と、(ムチャ振り)された経験はありませんか。
これって、本当にイヤ~な気持ちになりますよね。
「何を話せばいいの?」
「っていうか、そもそもみんなの前で話せるような英語を話せる自信ないし…」
「突然、やめてよ…」
これが素直な感じ方だと思います。
しかも、すごく勇気を振り絞り話したところで、英語を理解していない人相手だと対してほめられない…。というか、そもそも内容を理解されないので、残念な雰囲気になることも
英語を習い始めて数週間でこの振りをされたら最悪です。
幼稚園児、小学校低学年であればようやくHello.How are you?に対してI'm fineが言えるレベル。
ゼロからはじめてこれらが言えたら素晴らしいことなのですが、大人相手にこれを言ったところで賞賛されるより、「その程度?」という反応をされると、子どものプライドはズタズタです。
この親のムチャ振り、第2言語を学ぶ上でメリットはひとつもありません。
アメリカのバイリンガル研究の専門家でもあるバーバラ・ピアーソン博士も言っているのですが、"Don't ask children to "perform" in front of others."(子どもに(他)人の前で英語を話すようにさせないように)
人前で英語を話すように子どもに仕向けるのは、他でもない親のエゴ、見栄です。
エゴのために子どもの自尊心を打ち砕くことはしないでください。
英語発表会などの発表の場で話すことを否定しているのではありません。
発表会であれば練習を重ねることで、ある種の「成果」を発表する場の訳ですから、子どもも納得の上でのパフォーマンスだからです。
子どもたちは日々のレッスンの中で、順序立てて英語を学び話せるようになっていきます。
そして成功体験、さまざまな気づきの積み重ねで子どもは英語を習得していくのです。
一人ひとりの子どもの能力にあわせた成長をしっかり見守り、伸ばしてあげたいものですね。
もうひとつ気をつけたいことは、
英語を話せることが偉いのではない。
これを子どもが勘違いしないように導くことは、大人の大事な役目です。
英語を話せることで高まる言語運用能力や多文化・異文化への理解力こそが、バイリンガルの本質というか良さではないでしょうか。
子どもに英語を習わせる理由が決して、「親の見栄」ではなく、
「子どもの可能性」のためであってほしいものです。
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