9月21日 午前6時


爽快な目覚め。

時差ボケもなくなり、久しぶりにゆっくり寝た気がする。

いやぁ~早ね早起きは大事だね~


そう今日は、あの青の洞窟へ行く日だ。

世界的にも有名な観光名所。

どうやら最近の突入率は50%

年々右肩下がりとのこと。

ただ、雨男の私。

一生に一度の結婚式にも雨を降らした信頼と実績の男。

ここ一番こそなぜか行ける!!そんな根拠の無い自信がヴェネチアを雨なく浸水なく乗り越えたあたりから抱いている。

イタリアでのオレはもっている!!

窓の外は快晴。

ふむふむ


毎回おきまりである、ホテルの朝食バイキングの食卓では、皆々が洞窟突入について不安を募らしている。

まったく問題ない。今日は絶対中に入れるさ!

そう皆に言って回りたい、そんなテンションだ。

これは深い睡眠をとったおかげなのか虫の知らせなのか。。。






そんな根拠のない確信めいた自信を胸に、港へ着く。

サーフィン経験者という事で、今日の波なら大丈夫やな。

なんて、ちょっと自慢げに言ってみたり。

そりゃ港だから波ないよ!なんて冷静に突っ込んでくる人はおらず、同じくビギナー同士の山口さん夫にも話しを振り、回りのツアーの方々も少し安堵の表情を浮かべる。


そしてこれから、カプリ島へ高速艇・島から洞窟前まで小型船・洞窟前から洞窟内へ小型ボートと計3つの船を乗り継ぐ。

波と三半規管の長いプライドと意地を賭けた戦いが始まるのであった。。。



まずは高速艇。

大きさはスーパージェットくらい、そして、揺れるとは聞いていたが、トイレに行くのに手すりをつかんでじゃないととうていたどり着けないぐらいの揺れ!!

早くも第1ラウンドで三半規管へ多大なダメージが。

しかしこの揺れ、洞窟周辺の波は大丈夫なのだろうか??


小一時間程で島に到着。










そして間髪いれず小型船へ。


















どうやら波は大丈夫そう!!

順番に小型ボートに乗り込んで行く。








そしてボートで順番待ち。

朝一番の便だったため、30分ぐらい待てば洞窟内へ入れるらしいが、昼からだと、海の上で3時間待ちはざらにあるとのこと。

さらに、さあ自分の番だ!と思ったら波が高くなって終了。みたいな事もあるらしい。

ちなみに、ここ2、3日は入れてないので、今日も中止にしたいところだが、稼ぎのために決行になったとのこと。

意外と気が抜けない展開なんだと確認。

ただ、我さきへと見苦しいマネはしたくないため、しっかり冷静を装う。

初老のおばちゃん行ってらっしゃい。


そしていよいよ自分達の番だ。

添乗員さんは、せっかくのチャンスなので写真を撮る事に必死にならずに、しっかり目で見て雰囲気を感じて欲しいと言う。

写真はプロのカメラマンが撮った写真を見ればいいじゃないかと。

そんな事は言われなくてもわかっている。

しっかりこの場面もシュミレーション済みだ。

短い時間。貴重な体験。雑念なく、見て感じる事だけに集中せねば絶対に損する。

感性を大事に生きてきたオレには全くもって愚問である。





しっかりとカメラを握る。

雑念を振り払え!!

さあ突入だ。












めちゃくちゃ綺麗!!

そして神秘的!!


いかん!いかん!シャッターに夢中になっている!!

もっとこの自然を感じなくては。。。








あれっ!

二周目に突入してるボートが!?

なぜ??

いかん!いかん!

雑念が!!

もっと無心で自然に身を任せるんだ!!






なんて思ってる間に終了。

シャッターと雑念に満ち溢れた数分間だったが、青の洞窟の素晴らしさを感じる事が出来た。

ここは、来たからといって必ず入れるわけではなく、水位の上昇もあって年々突入率が低下している。

そんな条件の中、見ることができ、日頃のギャンブルの負けもここに来て報われた気がする。

だてにストックは貯めてないのだ。。。

そして、このツアーの大きなハイライトのひとつ、青の洞窟を無事にクリアする。