昔、ウッチャンナンチャンの番組で電流イライラ棒というゲームがありました。電極棒を手に持って、両脇が金属製のコースフレームの中をフレームに触れないよう棒を通過せていき、障害物などを避けながらゴールを目指すもので、フレームや障害物に電極棒が触れてしまうと、ビリビリっとなり、ゲームオーバー。



家にいるときは、強制的にそのゲームに参加させられているようなものです。

日によって、金属フレームの幅は違います。比較的幅が広く、余程おおざっぱに進まなければビリビリっとならない幅の日もあれば、電極棒の太さと変わらないくらい幅が狭く、僅かに手が震えただけでも、フレームに触れてしまうくらいの日もあります。とにかく、フレームを意識しないで行動できる日はありません。



慣れたもんで、妻の表情やちょっとした言葉づかいで、だいたい今日のゲームの難易度がわかります。パッと見は妻の様子に大差はないのですが、こちらもセンサーの感度がかなり鍛えられていますから。

予めレベルがわかっていたら、心構えが出来てよいのかというとそうでもなく、難関レベルのときには、ほぼクリア不可能です。それをわかっていてやるのは、相当怖いものです。ビリビリ痛いです。朝の様子でだいたいわかるので、そのゲームをするために帰宅するのは怖いです。それを帰宅恐怖症と言います



ところで、例えば、会話の中で、英単語禁止というゲームがあったとしましょう。もし使ってしまったら、罰ゲームです。電流イライラ棒にも参加しながら、同時にこのゲームにも参加しないといけません。

イメージするとわかりますが、日本語化された英語が山ほどあり、会話の中で結構使っているはずです。それを使わないように会話しろと言われたら、もの凄くストレスがたまると思います。そうやって会話が減っていきます。もの凄く、もの凄く注意していても、あっ、と気がつけば、使ってしまうことでしょう。

例え話ですが、そんな制約の中で生活していると、疲れますよね。