自分でやる | 木戸死郎復活の兆し

自分でやる

久しぶりに連日の投稿チョキ
イェーイ

これから撮影があるんだけど、準備が早く終わったので、あと30分のんびりです。

世の中、なかなか専門家でないと出来ないことって、沢山あります。
まあ?われわれ撮影業もその1つなのですが、それがまた、最近の家庭用ハンディカメラがとても性能がよく、一般用途においてなんの不足もない感じになっちゃいましたので、プロの出番も減ってきているのです。
私が思うに、それでいいと思います。
それで廃れていく業者は努力がないだけなのです。
そういう時代の変化について行こう、と足掻かなければいけないのです。永続していくためには。
もっとも映像制作業というのは特殊なもので、先人の軽率な行動(技術の安売り)によって、収入的になんの面白みもない業種になっております。
それはそれで構わないのですが、「自分にしかできない分野」を作らないといけないのです。
私こと死郎も、撮影関連で自分にしかできない技術、というと大げさですが、出来る人口のすくない技術をなんとか売りにしています。
おかげで全国からお話を貰って生き延びています。
「お金を掛けない」ようにするには死郎さんの持っている分野の技術も、お客さんが自分でやってみればいいんです。別に教えることを拒むことはしません。
同業者が真似しても構いません。そうして単価が下がったら、また別のことを考えるのです。

死郎さん、この2~3ヶ月で法務局に何度も行ってます。
来週するものを含めると3件の事件(これは法律用語)を自分で申請しています。

これも専門家がいます。司法書士さんですね。
今まで、出来っこないし、と仕方なく払っていた報酬。1件で5万を超えるようなものもあります。
専門家がそれだけ取るんだから、きっと大変なことだ、と思うでしょ?
でもネットで調べると、やりかたがいっぱい出ている。
その通りにやる。時間に余裕をもって申請の前に一回法務局に行き、書類をチェックしてもらう。何度も確認して申請書を出す。
それだけで出来ちゃうんです。素人にも。1件で5万くらい浮いちゃうんです。
もう、今までいくら払っていたことか。
$これでも一応木戸死郎です
こんな感じで書類を自分でそろえて、記入していきます。

車を買うときに必要になる、車庫証明。
これも他人にやらせた事、ないですよね~。
これこそ、1回5~6000円ですけど、もし車屋さんや専門家(行政書士さん)にお願いしていたら、もう30万くらい払っていたかもしれません。

ネットで調べれば分かっちゃうような次元のことはもう専門家を必要としていません。
専門家たるものは、お客さんが有益になる情報を持っていたり、金銭面ではない、時間的なゆとりを与えるものだったり、まだまだ素人には手が出せない分野だったり、アフターケアが充実していたり、人間自体を好きになってもらえたり、そういうことでないと生き延びていけないなぁと思うのです。

また、顔を合わせないで済んじゃうような業務に心の通い合いなんて生まれません。
通販はそこを割り切って、価格勝負な所とか、遠隔地で仕方がないとかの理由があるので成り立ちますが、先の各種登記案件や車庫証明案件なんて、大先生は関わらないと思います。
代理店(銀行や車屋さんなど)が書類を受け取り、提携の専門家の事務所に転送、一括で大量に処理を行う1つとして扱われます。
もちろん、それは効率的でありますし、それでもいい、という人がまだ大半ですから一見成り立っていますが、きっとこれからはもっと厳しい時代でしょうから、常にどんなアプローチが考えられるか、アンテナを張り続けないと、この時代を乗り越えられないのでしょうね。

というわけで30分くらい経ちましたので、出発します。