おかしな4ヶ月間 | 木戸死郎復活の兆し

おかしな4ヶ月間

大変ご無沙汰です。木戸死郎だす。

あなたは車のエンジンルームに猫が入ってしまうという恐ろしい都市伝説をご存じか?
冬場、寒い寒い野良猫が、暖を求めて、まだ暖かい車のエンジンルームに潜り込んでしまう。
そして翌朝、車の主が出かける際にエンジンを掛けると。。。
断末魔の叫びが!
$これでも一応木戸死郎です
都市伝説と思われていたが、現実にあったのだ。それも死郎の身に!
ボンネットを開けるとそこには猫がぎっちりむっちり。
完全警戒モードバリバリ。押しても引いても出てこない。
エンジンも掛けられない。それこそそんなことをしたら地獄絵図が。

というわけで嫁さんと思案して、いよいよレスキュー隊か、と言うことで119番に。
いえ、熟考しましたよ?こんなことで119番呼んで、その間にもっと人命に関わる何かが起こってしまって、そっちに対応できずに・・・と考えると安易に119番なんてとてもとても掛けられません。というか、死郎、生まれて初めて119番通報しましたさ。

そしたら。
ああぁ?猫?そりゃ車屋にでもやってもらってくれよ。
と言うではないか。
ああ、車屋ね。
確かに、冷静に考えればそうだ。
しかしつっけんどんな対応じゃないか。こっちは真剣に悩んでいたのに。
よく木に登って降りられなくなった子猫をレスキュー隊が助けてホッコリニュースとかやってるけど、あんなの嘘っぱち、と言うことか。
木に登った猫が降りられないなら、あの電話の向こうの隊員?だったら、「ああぁ?そんなもん植木屋でも呼べよ」というだろう。
ふう。

とりあえず近所の車屋さんにきてもらう。
どうやっても出てこない。仕方ないから、ボンネット内の様々な部品を一つ一つ外していき、やっとのことで手が入るようになる。
そしてらチュルチュルチュル~!と下に降りて逃げて行ってしまった。
おい!車屋さんだってタダじゃないんだぞ!なんか礼の一つでも行っていけ!
と思ったのですが、まあ仕方ありません。
そこで世間話をしたのですが、やっぱ年に何件かデロデロになってしまった何かをエンジンルームから引き出す作業をしているそうです。都市伝説じゃねーじゃねーか!
車屋さん、ごくろーさまです。


ある日。仕事先で。アルバイトの子から、言われました。
「死郎さん、どーにかなっちゃったかと思いました!」

なんじゃそりゃ。

それがこれ。
なんだか私からその子にメールをしたそうですが、その内容が・・・
これでも一応木戸死郎です

見えにくいのでテキストに起こしますが、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おおm、、、、、 、
いっっぃっっっっっっっっっっっ
っっっっっぷっっっっっっほみい
いいいいいいいいいっっっっっ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

はいぃ?
なんじゃこりゃ。
いきなりこんなメール送られたほうはビックリじゃろうなぁ。
だがな、こんなメール送っていないっての。
なんだよ、「ほみいいい」って。
くそ、スマホめ。
どうやらお尻のポケットに入れていたら、作業中にクイクイッとお尻で入力して送信してしまったようだ。

同日、嫁にも

え、、、、ん

というメールを送っていた事が後日判明。
スマホを尻ポケに入れてはいけない。
これ新事実。

ウチラの中で「ほみいい」が今年の流行語大賞ノミネート決定となった瞬間でした。
笑いすぎて腹筋がおかしくなった夏のある日の出来事でした。


あと大きな出来事と言えば。
実家に隕石が落ちてきて爆発してしまったこと。

$これでも一応木戸死郎です

こんな風に。



って、んなわけないよね。
実家を建て直すことになり、解体が7月に始まりました。
40年たった建物。荷物があり得ないほど沢山あり、解体開始までに選別して廃棄したり、売却したり、荷造りしたり、とてんやわんやでした。
自分の生家が崩れていくのはなにやら心の奥底にチクンと来るものがありますが、まあ、床を踏み抜いてしまいそうな場所がいくつかあったりして、老朽化が激しいので両親が安心して住めるように建て替えを決意しました。

痛みが激しいのは猫を飼っているからかなーと漠然と思っていましたが,解体してみて驚愕の事実が!

なんと、地中で水道管にヒビがはいって長年の間水が床下に貯まっていたそうです。
更地になった土地で、適当な場所を50cmほど掘り返すと、ジュワジュワと水がしみ出てきて、あっという間に結構な水たまりができてしまったのです。
もちろん、敷地の横に古い用水路があって、その壁面が崩れて敷地に水が浸透してきているのもあったみたいですが、恐ろしい事です。
水びたしの上に家が建っていたら、そりゃ痛みも早いわな。
というわけで今回は色々と対策をしてもらいながら進行中です。

そういえば、水路と言えば、大変悲しい思いをしました。
水路を管理している人(まあ、「とちかい」だけどね)に,壁面が壊れているから修繕してほしいと申し入れたんです。
そしたら、「そんなもん、街中の連中のために何で農家がお金を出して修理してやらなきゃならないんだ。そんな筋合いはない。」と断言するのです。
農業用水路が壊れて、人の家に被害を出しているのにそれには目もくれず、こっちをクレーマーのように扱い、一切対応しない、という強硬姿勢。
その人は何かというと人をさして「おまえ」というし。
とても行政の関係機関の人間の対応と思えません。
最終的には市の建設課に聞けということでハウスメーカーの営業さんと市役所に。
その市役所の対応した人もあり得ない対応。
何かというと人の言葉を遮り、まくし立てるように「市は金がない」「何もできない」「土地改に言ってくれ」などという。
おそらくは水路にまつわるトラブルは日常茶飯事で、いちいち個々人に対応していられないから、こういったのらりくらりの対応でたらい回しにして諦めさせようという魂胆なのだろう。
土地改の人も、市役所の担当者も私やハウスメーカーの営業さんに対しても、とてもひどい対応だった。

だいたい「市に金がない」ってなによ。
金がないなら人の家が被害に遭っていても構わないのか?
同世代のサラリーマンよりは高い住民税を払っているつもりでいるが、そのスポンサーに対して「金がない」っていうのは自分らの管理能力がない、金銭感覚がおかしいと言うことを自分で言ってるようなもので、失礼千万なのだが、どうだろう?
とてもじゃないが、こんな市にお金を落としてやりたくなくなるような対応だったのだが。

思い切りバカにされたときは切れて怒鳴り散らしてやろうかと思った事が何度もあった。
しかし自分の立場、今後その地に住んでいく親の立場、この後の申請等がスムーズにいくように(意地悪されないように)するための計算などから、すべて飲み込んだ。
本当にストレスが貯まる。

いまやっと基礎が出来てきた。
色々あってまだ納得しきれていないが、気持ちの整理を付けないと心が病んでしまいそうだから、とにかく前を向いていきましょう。
ああいう人たちはなんだか生きててつまんないだろうね。人に対して嫌な事を言うのが仕事なんだから。
少しは喜ばれる仕事をしたらどうかな?こんな気持ちは通じないだろうけど。
というわけで皆さんも社会では嫌な事があると思いますが、くじけずに頑張って下さい。