「さとにきたらええやん」
監督 重江良樹
大阪市は2013年
「子供の家」事業を廃止しました。
橋下市長の時代です。
この映画にはおおさか維新の
この政策をあえて批判したり
西成に対する姿勢を
あげつらうわけではありません。
パンフレットでは監督自らが
西成・釜ヶ崎=危険な街という
偏見を持っていた。と語っています。
たまたま「こどもの里」に来て
何よりそこの子供達に魅かれて
5年間通いつめます。
5年の間にはフィルムは回していません。
というか回す考えも
最初はなかったようです。
映画にはその思いそのままに
子供達を荘保共子先生達職員
母親、父親、釜のおっちゃんおばちゃん
ラッパーのSHINGO★西成たちが
生き生きと
遊びケンカし悩み笑い泣き励まし
暮らしている様子を描きます。
互いが互いを励ましているのが
「こどもの里」であり釜ヶ崎なのでしょう。
もちろん怒りややり切れない日常も
あるとは思います。
映画はそういう面を
全く捨象している訳ではないのですが
寧ろ子供達を中心に
前を向いて歩いていく姿を
描いてくれています。
まるで為政者、行政が
西成をないことにしようとしても
(お維新は西成区の名称をなくすと言います。)
自分達は生きていくんや!
と叫んでいるように思いました。
つくづく思うのは
政治は何の役にも立っていないな、
せめて生きていくじゃまをするな!
と言いたくなります。
