キドラの憂鬱と微笑 -178ページ目

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

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パンフレットより

「さとにきたらええやん」

監督 重江良樹

大阪市は2013年

「子供の家」事業を廃止しました。

橋下市長の時代です。

この映画にはおおさか維新の

この政策をあえて批判したり

西成に対する姿勢を

あげつらうわけではありません。

パンフレットでは監督自らが

西成・釜ヶ崎=危険な街という

偏見を持っていた。と語っています。

たまたま「こどもの里」に来て

何よりそこの子供達に魅かれて

5年間通いつめます。

5年の間にはフィルムは回していません。

というか回す考えも

最初はなかったようです。

映画にはその思いそのままに

子供達を荘保共子先生達職員

母親、父親、釜のおっちゃんおばちゃん

ラッパーのSHINGO★西成たちが

生き生きと

遊びケンカし悩み笑い泣き励まし

暮らしている様子を描きます。

互いが互いを励ましているのが

「こどもの里」であり釜ヶ崎なのでしょう。

もちろん怒りややり切れない日常も

あるとは思います。

映画はそういう面を

全く捨象している訳ではないのですが

寧ろ子供達を中心に

前を向いて歩いていく姿を

描いてくれています。

まるで為政者、行政が

西成をないことにしようとしても

(お維新は西成区の名称をなくすと言います。)

自分達は生きていくんや!

と叫んでいるように思いました。


つくづく思うのは

政治は何の役にも立っていないな、

せめて生きていくじゃまをするな!

と言いたくなります。