6月23日は沖縄慰霊の日でした。
リアルタイムでは
仕事で見られなかったのですが、
多くの方が語られているように
相良倫子さんの詩は感動的でした。
と、同時に
若者くくりとして
思い出した事がありました。
チビチリガマを破壊した少年達の事です。
チビチリガマは
80人以上の民間人が集団自決した
読谷村のガマ(自然洞窟)の事です。
いざ犯人が捕まってみると、
地元沖縄の少年達だった事は
ショッキングな出来事でした。
少年達の動機は
「肝試し」だったそうです。
あの少年達は
その後どうしているのでしょう?
ぼくは最近まで知りませんでした。
調べてみると多くの記事が見つかりました。
被害者遺族に寄り添い
平和の像モニュメントを共に制作した
金城実さんが
犯人の4人の少年達の保護司なのだそうです。
あるブログによると
金城さんは
「何故あんなクソガキどもの 更正を
俺が引き受けなければならんのか?」
と怒っていたのを
遺族会の代表である与那覇徳雄氏が
沖縄の未来を担って行くのは
若者達だから
この子供達を
引き受けたらいいんじゃないですか
という言葉を聞いて
保護司を引き受けたといいます。
その後保護観察所のプログラムの一環で
少年達はチビチリガマを訪ね、
あらかじめ遺族会や金城さんが
土台部分を制作した仏像に
顔や腕を付け完成させて、
ガマ周辺に12体を設置し、
3日間、ガマの遺骨にも手を合わせました。
与那覇遺族会代表は
「少年達は反省していた。
作業を通して変わったと感じた」
と振り返り、
金城さんは
「作業着を着て、
黙々と仕事をしている様子を見て
嬉しかった。
少年達が後世に
沖縄戦を伝える事を期待している」
と話したと言います。
(琉球新報から)
このエピソードには
多くの事が含まれているように僕は思います。
犯した罪に真摯に向かう事、
その罪を許し新しい未来を模索する
沖縄の心。
この国の政権は
あまりに絶望的ではありますが
僕たちが決して諦めないかぎり
この国にも
まだ光明はあるのだという事を
このエピソードは
教えてくれているように感じました。