本来のナショナリズムというのは
他の国家、民族の事を想像して
成立つものだと思っています。
ぼくは英語の感覚が疎いので
interという接頭語を
inという接頭語の語感と重ねてしまい
否定のニュアンスで捉えていました。
だからナショナリズムと
インターナショナリズムは
反対の意味だと考えていました。
「インターミッション」、
「インターセプト」、
「インターバル」、
それぞれ幕あいとか
間に入っての妨害とか
間隔とか
そんな意味ですね。
日本語的には「間〜」「相互〜」という
感じでしょうか。
インターナショナリズムというのは
間国家主義とか相互民族主義という事です。
他国、他民族の
歴史や地理的な事、宗教的な事などを
知り、想像し、
それを把握し、結果として
自己の所属する国家、民族についての意識を
高める事がナショナリズムなのです。
他国、他民族への知識や想像力を自ら捨て
言語も氏名も奪い
わが民族が1番などという
ナショナリズムはありえないものなのです。
戦前からの日本の
朝鮮の植民地化、創氏改名など
他民族を見ようとしないものは
民族主義でも何でもない
ただのエセウルトラ「ナショナリズム」
なのです。
ナショナリズムと
インターナショナリズムは
反意語ではなく
むしろ延長線上にある
同意語と言って良いのだと思います。
また、
自分自身と違う環境の人の事を想像し
知ろうとする事は
どんな場合にも必要です。
その訓練を
特に日本人はしなければなりません。