最初に仕事をし出した会社は
社員数60人程の会社で
大阪支店は計14人の社員がいました。
新入社員のぼくに
諸先輩が色々教えてくれました。
中でも顧問と呼ばれていた
おじいさんが中心的な教育係でした。
彼は広島の因島の出身で
中学を出て大阪へ出てきました。
大阪の薬問屋に勤め
いわゆるたたき上げで
営業本部長になった方で
当時は火の玉小僧と言われ
大手メーカーにも一目置かれる
存在だったそうです。
彼はそれまでいた会社を定年退職し
僕が入社した会社に顧問として
雇われていました。
無類の勉強家で読書家でした。
彼が最初に教えてくれたのは
業界の全体像でした。
自社商品は健康食品でしたが
商売のフィールドは薬業界でしたから
どんなメーカーがあり
どんな問屋があるのか?
など素人の新人には
これから自分が
どんな仕事をするのか
とてもわかりやすかったのです。
その意味では
教師に恵まれていた、
と言えるでしょう。
介護業界には教え上手が
少ないように思います。
介護業界は注意したり怒ったりが
多いと感じてしまいます。
そうすることで
私は偉いと誇示したいように
見えるほどです。
確かに人間という華奢な
しかも老人が相手なのだから、
危険行為など強く注意せなあかん
というのもわかります。
でも注意する側がその行為や事故が
二度と起きないようにするために
考えなあかんのは
危険行為をした者を
叱責することではないように
思います。
その辺がシビアなようで
シビアじゃない気がするのです。
まずベテラン、新人に限らず
自分のいるフィールドを
見つめ直す事が大切です。
認知症の患者さんの
強みを見出していく
ストレングスモデルについて
以前書きましたが、
自分の同僚にも同じ事が
言えると思うのです。