ベクトルは今に向かう! | キドラの憂鬱と微笑

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

半世紀以上生きてきて、

あと2年しないうちに還暦だ。

何も成長しないまま、

ここまで来たように思うこともあれば

全ての事が今に結びついてきてる

ように感じることがある。

例えば、

何度か転職しているが

最初就職していたのは

健康食品メーカーで

その商品を

薬系ルートで流通させる仕事。

薬品卸をとおし、市井の薬局薬店に

販売する。

薬品卸は幾つもの商品を扱い

そのほとんどが、

武田系とか三共系とか田辺系とか

いろいろな大手メーカーの

系列に分類されていた。

過去形なのは、

僕が業界を離れてから、

卸の再編だけではなく、

メーカーまで再編され、

現状がどんなものか解らないから。

とにかく当時

卸は主軸メーカーの他

中小のメーカーの医薬品を扱い

弱小メーカーのしかも健康食品など

卸は取り扱いアイテムに

リストアップしても

積極的に販売はしない。

そんな中で、

営業は、卸の信用を借りて

薬局薬店に直接販売し

卸にペーパーマージンを取らせる

薬局薬店には滞在時間を長くして

店主(先生と呼ぶ習慣があった。)

とのパイプを太くする。

もともと、健康食品は高値なので

その店舗の売り上げ比率トップも

可能なのだ

その為に、商品説明は

かなり詳しくしなければならない。

新人の頃、

先輩社員に同行してトークを

聞かせてもらっていたら

新規取り引きのその薬局の先生は

先輩社員に

「君はアポですか?」

先輩「いえ、アホちゃいますよ」

先生「アホ!

       アポいうたら薬剤師のことや」

つまり先輩社員も

教えられた通りに話していたのだ。

会社にもひとり薬剤師の先生がいて

この先生が曲者で、

話の内容から専門用語の使い方まで

トーク内容を教えてくれた。

自社の商品説明は

まるで薬剤師のように説明できる。

ある意味薬剤師以上に。

内分泌系や自律神経系、循環器系

また、栄養学的になど

専門家然と説明できる。

だが、話が横道に逸れると

全くついていけない。

その会社に20年以上いたので

トークから広がり

ずいぶん勉強できた。

介護福祉士の試験にも役立ったし

そればかりではなく

現場でも力になっている。

結局、当時の仕事は

現在の自分の介護の仕事に

ベクトルが向いていた。

そう感じるのだ。