Day24

ノロウィルス

朝からこの話題で持ちきりだ。
あるハイカーが、フェイスブックでノロウィルスの症状がグレードスモーキーマウンテンのシェルターで沢山のハイカーに見られると投稿したからだ。

マジか。山でノロウィルスなんて、非常に困る。死ぬかもしれんじゃないか。一度、感染性胃腸炎になった事があるが、トイレとドッキングした経験がある。

山でノロになったら、歩けない。
便所ない。うんこ出る。という最悪だな。しかも、脱水リスク、腎臓にやばい。と、言う最悪な事態ばかりが脳裏をよぎる。

気をつけなければ。

パパはまた11時から歩こうと言っていたが、早く歩きたい彼女のイライラに負けて9時から歩く事に。この親子のやり取りも、最近面白く見えてきた。
何故に11時からかは、よく分かんないけど。とにかく足が痛いらしい。

低周波使う?って聞いても、I'm fine.
と。いつ使うんだろうか?
嫌いなのか?低周波?
こんなに、疲労回復できるのになー。

今日は、8マイル歩く。
このテントサイトに着く1マイル位前から、手拭いをマスク代わりに歩いたが、息がかなり苦しかった。
マスクをつけてトレーニングしているボクサー達は本当に凄いんだな。とか、思いながら慎重に歩いた。

本当にノロウィルスがあるならば、道中に吐いた後があるだろうと、脇を見ながら歩いたが、吐いた後は見当たらずだった。

テントサイトには、ATの職員さんらしき人がいる。

しっかり手を洗って、握手したりせずにいたら大丈夫だ。
たぶん、精神的な物が原因で吐くんだろう。と、言っていた。

まぁ、職員さんが言うなら大丈夫か。と、そこからは、普段通りにしたが、はたして、どうなる事か。

本当にノロじゃない事を祈るしかないな。内心かなりビビっています。
ビビって手ぬぐいをマスク代わりにした僕です。

明日はどこまで歩けるだろう。

頑張ります。
{B6A48F8C-57E9-442D-A3ED-7E5B34736D4E}

{6D42CE3A-2723-486A-AF10-CC5787B6D648}

{DDC6443E-18F9-4F44-9C12-B6DCE14647CF}


Day25
心の中で沢山ツッコミました。

今日は11マイル歩きました。
比較的楽なルート。
途中、ノロ疑いのシェルターがあり、何故かここでランチだ!と。

いやいや、僕はまだノロウィルスを疑ってますからー!と。皆とは離れてランチをとる事にしました。
ただ、
シェルター横の看板に 水は沸かすように!と、注意書きがあったので、水が原因なんだろうな。良かったノロじゃなくて。

昼食後、パパから、先に行っている。と言われて、パパは彼女と僕を残して歩き出しました。
彼女から、パパはかなり午前辛かったみたいでイライラが凄かったと聞かされる。

そうかー辛かったんかー。
心の中では、そりゃ皆、辛いっしょ。と、つぶやいてしまった。

暫く歩くとパパが座っている。
シェルターに
フードバックを置き忘れたんだ。
と。

うん。そうか。置き忘れたのか。
うんうん。フードバック?
マジかーとなる。

パパ曰く、諦めようと。

いやいや、まだそんなに歩いてないから取りに戻るっしょ。と、心の中で思う。パパは、諦めているから動かないけど、皆、フードバックの大切さは分かっている。

流れる嫌な沈黙の時間。

まさかの、僕ですか?
いやいや、まさか?
いやいやいやいや、まさか?
ダチョウ倶楽部の様に手をあげたら、次々に手が上がる訳も無く。

静寂だけが支配する短めの沈黙。

心の中では、当事者責任っしょ。と、黒いパンツの悪魔が囁く。

男なら取りに行ってあげて。と、白いブリーフの天使が囁く。

今日の僕は、白いブリーフ天使を一瞬で消してしまったのだ。

結局、しょうがないから私が見てくる。と、彼女が行く事に。
数分後、パパが口を手で押さえて
あっ!と。

バックパックにフードバックがあったらしい。
またまた流れる静寂。今回は緊張感のある沈黙。
パパから、冗談っぽく。
お前の責任だ。と、言われる。

たぶん昔なら、ドロップキックが炸裂したのだろうが。大人になったので。
一応、ノーウェイ!と、大げさにアピールするにとどめた訳です。

きっと彼女が帰ってきたら、中指立てて、ファックユーだろうなぁー。と、思っていたら、何故かご機嫌に彼女が帰ってきて、アイラブユーと言われました。

意味が分かんと、思いながらも、穏やかな時間が流れる。
良かった良かった。

その後、また疲れるたびにイライラしているパパを尻目にスタスタ歩いてシェルターに到着。
良かったシェルターにスペースがある。端に先日、脚を痛めて街に帰ったハイカーの女の子が寝ていた。

僕は、オシッコが近いので下の段に寝る事を決める。その女の子の隣の隣だ。彼女とパパは、我先にと上の段に場所をとっていたが、女の子が近くで寝るのが不安なのか、隣に降りてきました。

こういう可愛さは、なかなかいいな。

パパから、少し食べるか?と、ミートソーススパゲティを勧められたが、
かなりの高塩分。
最近、心の中でパパに突っ込む事が増えてしまった。

今日は、新たに沢山のハイカーと仲良くなりました。
ドイツからのハイカー。
{796BB2C1-851D-4240-A989-F3AF26F6BA02}


ワールドチャンプというらしい。
また心の中で、何が?と。
黒ブリーフの悪魔が囁きました。

僕もかなり疲れてるんだろうな。
明日も頑張ります!

Day26
超人ハルクは熱中症に
注意•少し汚いお話から始まります。

夜中、大をもよおしたので、トイレに駆け込む。間一髪だった。

用を足したら、拭かねばいけない。
丁寧にワイプ。

何故か緑色の物体がペーパーに見える。なんだ、これは?
立ち上がり、トイレの中を覗きこむと、緑色。綺麗なグリーン。
超人ハルク色のプーが鮮やかに沢山のプーの中で存在感を放っていたのだ。

どうなってるんだ。
腹から超人ハルクが生まれるとは。
色々考える。
感染性?何かの疾患?

なかなか寝付けず、朝を迎えた。
朝の朝食時に、ハイカー達の話題にならないかソワソワしていたが、誰もその話題には触れなかった。

用を足したら、自分のを確認しないのだろうか?アメリカ人は?

彼女にそっと伝えたら、見た見た。
あれ何?と。

超人ハルクだよ。と、伝えておきました。

今日は、spence field shelter から
Siler's bold shelter まで12マイル歩いた。

彼女は、今日のトレイルは楽なはずだと言っていたが、地図を見る限り、かなりアップダウンがあるから、かなり辛いだろうな。と、思っていたのだが、案の定、6マイルくらいでパパがもう歩きたくないと。

彼女は、最近、パパのこの言葉にイライラしている。
無視して彼女は歩き出し、パパが渋々ついていくという。
この絵をなんど見た事だろう。

しょうがないので、超人ハルクがいち早くシェルターに行き、皆の寝場所を確保してやろうと。
早歩きをする。

今日は、朝から、500キロカロリーしかとっていなかったのだ。

給水地点もかなり少なく、瞬く間に奪われる体力。超人ハルクに歩く力無く、忘れられた冷蔵庫のほうれん草のごとき。

シナシナ感が半端無いのだ。

結局、手足のしびれ、頭痛、めまい、吐き気がしてきて。座りこんでしまったのだ。

頭の中を何故か、ガンダムのテーマ曲が流れるが、そんなに都合良くはいかないのだ。
これはやばいな。と。
ドライアップルを貪る。
しばらくすると彼女がやってきて、ピーナッツバタークッキーをひとかけらくれたのだ。

ピーナッツバターの威力は凄まじく、まるで、ソルデムの威力。

ソルデムとは、点滴によく使われる医療用補液の事です。

立ち上がったハルク。
身体に力が漲る。
ただ、
ウォー。とは、いかず
5分も持たずに、オバァちゃんの様になんとかシェルターにたどり着きました。

今日は、本当に疲れました。
おやすみなさい。

明日には、普通の色になれますように。

超人ハルクは今日で引退します。

Day27
200マイル歩けたよ

早いもので、もう27日間もハイキングしているのですね。

今日は
Siler's bald shelter から、newfound gap. まで12マイル歩きました。

天気予報では雨だったのですが、天候もよく、最高のハイキング日和になりました。

先日のブログでは、超人ハルクと書いたのですが、いつの間にか彼女のトレイルネームが変わっていた様です。

現在は、シーハルクという超人ハルクの女性版になったのです。
マーベルコミックスのキャラクターらしいです。
それはさておき

僕の超人ハルクの源は、ママから送られてきたドライキュウイの着色料みたいです。アメリカの食べ物には、かなり着色料があるらしく、彼女も昔、どぎつい色を排出したらしいので、たぶんそうだろう。と。

少し安心しました。

ハイキングですが、
朝からパパが調子が悪い。吐いた。と。このブログ、腎臓について書いていたつもりがパパの体調について書いてますね。

僕は、まぁ。血圧は120代でした。相変わらずオシッコはアワアワです。笑
尿検査紙はママからのボックスに入ってなかったので。しばらくは血圧だけになりますね。
まぁ頑張ります。

さてさてハイキング

今日はついに、グレードスモーキーマウンテンズで1番の人気スポット、clingman's dome に、遂に来ました。スタートから200マイル歩いた事になります。
2000マイルをきりました。
約10分の1終わりました。
{5E337512-2295-423A-9DA4-3A74B196114A}

{E29B6175-CDE9-4C5D-9F14-7911F1E59B04}

{540C7B88-40C0-476D-8F52-0C9B92200643}

{F97E77CB-B598-4D66-B036-36128AD857AA}

{847F6A53-57D4-4F2B-AA3A-BF09AD1077C3}


今日は、clingman's dome からgapに向って歩いている時に、山肌が時間と共に違う景色に見えました。

同じ山、景色でも、時間、天候、そして自分の気分で見える景色、感じる景色が違うんだな。そして、これがスルーハイクの醍醐味なのかもしれないと思ったのです。スルーハイクの道の先に何があるか、人によっては、ただのトレイルに見えるかもしれないけど、きっと1ヶ月とか2ヶ月かけて歩いて見る景色、季節感などを肌で感じてしまった時には、もうその魅力からは逃れられないのだと思いました。
僕はまだ10分の1しか歩いてないけど、きっとゴール出来た後も、身体が元気なうちは、いつかまたこの自然遊びに出てしまうのだろうな。と、思いました。

Newfound gapまで歩く途中、ついにパパが今日はもう無理だ。
シェルターで休みたい。と、昼の2時に言いだしてしまった。
ここまでで、スタートから7マイル。
アパラチアントレイルは沢山の別トレイルと繋がっているから、ここから0.5マイル下り、昼食をとりまた0.5マイル登り、そこからgapまで5マイル歩くのが無理だと判断したのだろう。

パパは、彼女についてきて欲しいみたいだったけど、彼女は最近は、カタディンに行く意思が強くなってきたので歩きたいと。流れる不穏な時間。
結局、パパはシェルターに行き、僕達は先に街に降りて明日合流することになったのだ。
シェルターに向かうパパはかなり寂しそうだった。
後から聞いたが、パパ。ずっとうんこを我慢しているらしい。

と、いうのも。野ぐそスタイルとは所謂、ヤンキー座り。和式便所スタイル。アメリカ人にとっては、和式便所スタイルは慣れていない事に加え、膝及び、股関節に疲れがある場合、そのスタイルがキープ出来ず、うんこに尻餅をついてしまうハイカーもいるらしい。

日本に生まれよかったー!僕。まだ小学生時代は和式便所だけ世代!

そんなこんなで、シェルターの多くには便所がついているのだが、ここ最近のシェルターには便所は無かったり、あってもタイミングが合わなかったりで、うんこ出来なかったらしい。
我慢していたらしい。
シェルターでは、我慢するからねれない。他人のイビキが気になりまたねれないという。かなり辛い状況だったらしい。その為、イライラしていたのか、おまえのイビキが気になる。と、本朝言われたばかりだったのだ。

今日は、うんこして良く寝れたらいいな。パパ。
スルーハイクするには、ナイーブなんだろうな。きっと。

僕達は、無事にGAPに着いた
夕方17時過ぎ。シャトルに電話すると1人14ドルだ。と。すぐに電話をきった。

ヒッチハイクが始まるが、なかなか乗せてくれはしない。
少しずつ寒くなる。
寒いよアピールが始まる。

すると、アジア人が話しかけてくれた。どこに行くの?と。ガトリンバーグに行きたい。

いいよ。乗せてあげると。
15マイルの道のり、ハイカー4人乗せてもらい。街へ。

ガトリンバーグは、グレードスモーキーマウンテンに観光する人が1番多く訪れる街らしい。
観光地。
{14B8EA4B-25E5-4C06-8447-0310991CDFF0}

{1DD80C3C-A32C-4211-8CA6-88D54AA4E40A}

{BF3E6A6B-B893-44FB-BDFA-F7E3178944E0}


乗せてくださったアジア人は、NASAで働いていて、テネシー大学に留学中なんだそうだ。優しい人だった。
ありがとうございました。

降車後、目当てにしていたモーテルに。motel6 という、最安値ホステル。40ドルがこの町の最安ホステル。夕方に予約もなく行き、最安値で泊めてくれる訳もなく、今日は57ドルの部屋しかもう無い。と。

周りのホステルは、料金が高めだ。
どうしよう。
もっと安く泊まりたい。

近くに、travelodge というホテルを見つけた。スルーハイクプライスを確認すると、50ドルだ。と。
関西人の魂に火がつく。

そこは、もう少し勉強を。などなど交渉していたら、マネージャーが45ドルにしてあげると。

よし、泊まろうと、泊まる事になった。後から受付の人に聞いたら、この部屋、100ドルするらしいです。
よかったー。話しをして、交渉するべきものですね。

その後、スーパーで買い物して、外食は控えました。
ガトリンバーグ。素敵な町でした。
明日はパパが無事に到着出来る事を祈ります。

きっと明日はゼロデイになるんだろうなー。
歩きたい。

Day28
ダディオが街にやってきた

昨夜は彼女と、パパがハイキングやめると言うたらどうする?ママはたぶん、やめるな!と、パパに言うはずなどパパの今後を色々と話していました。

ホテル近くのアウトフィッターは朝10時オープン。
朝1番で、朝食を食べたら町を散策し、食料の補給に。

朝からパパが何時に来るかを話していた。5マイルだから、朝ゆっくりしてたら来るのは15時位かもしれないなー。などなど。

それにしても、ガトリンバーグ。
やたらと、テラーハウスがある。
アメリカのお化け屋敷。

観光地には、お化け屋敷なんだろうか。色々散策していたら、もう10時30分。街の端からブラブラ歩いてアウトフィッターに到着すると、見慣れたバックパックにブルーの半袖。

ダディオだ。パパがやってきた。
かなり早めだ。
彼女は、シェルターから1番近いパーキングからヒッチハイクしたのかもしれない。早過ぎる。と。
ただ、ダディオが無事に到着したのが嬉しい為、ダッシュしてハグしていた。ハグ。いい文化だな。

1度ホテルにダディオの荷物を置きに戻る。
パパ曰く、8時前にシェルターを出て歩き出したらしい。
ちゃんとnewfound gapまで歩いた。と、写真を見せてくれた。

俺は諦めずに最後まで歩くよ。と。

ダディオ。ごめん。僕らはすっかりやめると言いだすかもしれないと思っていたんだ。と、謝った。

いいんだ。気にしないでくれ。しばらく休むよ。と。ダディオはシャワーを浴びた後、昼寝する事に。

ちなみにホテルは、追加1人10ドルでした。
僕らは再度、アウトフィッターに。
僕は、母から借りた防水スタッフバックの中がもう劣化してしまっていたので、ドライサックに買い直しました。

彼女は、靴のインソールを買い、レジに。
スルーハイクプライスで頼むよ。と、レジのナイスガイにお願いすると、taxフリーでいい。と。
この町のtaxは10パーセント位するので、約1割引になった計算だ。
少し節約出来た。

その後、ダディオの昼寝後に早めのディナーに。
彼女は、1パウンドステーキをまた肉食獣の様に食べていた。

僕は、グリルチキンを少しとサラダを食べた。ダディオは、彼女の半分位のステーキを美味しそうに食べていた。

その後、彼女とダディオは2人で町を散策し、僕は久々に母に電話した。

相変わらず可愛い母だった。
帰ったらハグしないとな。
元気で待っていて欲しい。必ず帰る。

夜は恒例の明日の準備。
今回は、for you!!と、Day28 続き

食料を渡して来なかったから良かったが、彼女は僕の倍の食料の重さだった。予定では、一週間の補給で良かったが、彼女曰く、一か月は持つ!と、嬉しそうに笑っていた。

強くなりたいから重いけど、頑張る。との事だ。応援しているよ。サンディ。

そして、明日は朝何時のシャトルでgapに戻るかを話し合った。

パパはいつも、11時。と言うから、もし今回も、11時と言ったら、ハイカーネームをミスターイレブンにしますよ。と、冗談っぽく彼女と言うと、8時には出発だ。と。漢を見せてくれた。

明日は8時30分のシャトルでGAPに戻れそうだ。良かった。

スタートから色々あったが、200マイルを越え、一緒に歩けた事を誇りに思います。一緒に、ゴールまで行こう!僕らのチャレンジはまだまだ続く。

Day29

素敵な金曜日

朝は予定通りに8時30分のシャトルに乗れた。なんと今日は朝食を6時30分に頂いたのだ。早起きしたわけだ。

Gapに戻ると、すでにトレイルマジック。朝2回目の朝食になる。
コーラを頂いた。
グレートスモーキーマウンテンは、最近雨が降ってない様で、シェルター以外のウォーターポイントが、かなりの確率で乾いているのだ。

出来るだけ、出発前に水分を蓄えておきたい。それが、コーラなんてなんて贅沢なんだろう。ありがたい。

今日は10マイル歩いた。
本当は、15マイル歩きたかったが、僕の踵もかなりきつめの痛みがあり、なかなか歩くのが辛い。
1日位の休みではこの痛みは取れないのだ。次のポイントで、Dr.ショールをヒール部分だけを買おう。
かなり痛い。

水分補給ポイントも今日は、すべて乾いていた。今日は、3リッターの水を背負っていたが、シェルターに着いた時には、ボトルは空に近い位だった。

危なかった。


今日は、チャーリーズバニオンという崖から、グレートスモーキーマウンテンを見渡せる場所を通った。朝のトレイルマジックで絶対に行かないとダメだ!と、言われていたのだ。
{0989034E-2746-4FFD-A455-6025DE4B1FCC}


かなり良い写真が撮れた。
多くの人は、荷物を置いて崖に立つが、バックパックを背負っての写真。
格好をつけたくなった。

ここは、格好つけたい場所だ。こういう気持ちも少し大事だと最近、気づいたのだった。

まぁ、今日は何事もなくシェルターに着いたし、シェルターで寝れそうだ。
ありがたい。

しばらくすると、朝のシャトルで一緒だったハイカー達がやってきた。
しばらくは、このハイカー達とシェルターで会うのだろうな。

歩き出した時によくあったハイカー達はかなり少なくなってきたなぁ。
少し寂しいが、また会える日を楽しみにして今日は彼女と、寝袋を合体しておやすみします。
おやすみなさい。

Day30
一か月を終えて

今日は、Cosby knob shelter にお泊まり。明日には、グレートスモーキーマウンテンナショナルパークを出れる。
今日は、12マイル歩きました。
バックパックのショルダーパットがもはや板みたいに薄くなってしまった。

ただ、バックパックに大きな損傷は見当たらない。流石のモンベル製。

ショルダーパットは、何かで補強するか、しないと肩、首の付け根の筋肉が潰れそうな位、痛い。
次のアウトフィッターで少し考えよう。

グレートスモーキーマウンテンナショナルパークで、まだ熊に出会えない。
View pointからいつも熊を探すがなかなか黒い動く物体はいない。
シャイな奴らだな。好きだ。
いつか逢いたい。
 
今日は、シェルターに着いたら、スウィーティ、bean夫妻、そして、なんとキャッシュバックがいたのだ。
いつキャッシュバックに抜かされたのだろうか。ガトリンバーグで遊びすぎたのだろうか?やるな、キャッシュバック。憎いぜ。キャッシュバック。

今日も、キャッシュバックは、俺には妻も子もいないのさ。と、自己紹介していた。僕もだ、キャッシュバック。

そしてなんと、先日、街まで連れて行ってくれた方。その時は、月曜日から歩く予定だと言っていたハイカーと出会ったのだ!彼が早いのか、僕らが遅いのか。たぶん、両方だろう。

今、夜7時だが、シェルター前の食事スペースは大賑わいだ。彼女はうるさいなぁ。と、怒り気味だ。
ただ、彼女はいつも怒っているから普通の事だ。

キャッシュバックは、熟睡している。ノイズには負けないキャッシュバック。強いぜ。キャッシュバック。

少し遅れてよく会うハイカー。
リトルフットがやってきた。
シェルター以外で寝ているのを見た事が無かったが、彼女はハンモックのようだ。

僕もいつかはハンモックを使って寝てみたいな。土産に買って帰るのもいいな。

ところでシェルターにはルールがある。もちろんシェルター内でピーボトルを使ってはいけない。
あと、セクションハイカー、デイハイカーが優先的にシェルターを使えるのだ。スルーハイカーは彼らよりもギアが充実しているからだ。
まぁ、絶対とまではいかないが、心優しいハイカーはセクションハイカー、デイハイカーに席を譲るようだ。
僕も見習いたいが、幸運にも僕が譲る位に彼らはいなかった。

それにしてもかなりハイカーが多いな。グレートスモーキーマウンテンナショナルパークには、ルールがあり。パーク内では、シェルターに泊まる事が決められている。だから、皆んなシェルターからシェルターに向けて歩くのだ。まぁ沢山のハイカーに会えるのは楽しみでもある。

明日でグレートスモーキーマウンテンを越えると思うと達成感以上に、すこし寂しさを感じる。いつかまたここに帰ってこれたらいいな。

ロングトレイルという映画では、このあたりで主人公達の旅は終わるのだが、僕らの旅はまだまだ続く。

最近は、この一か月の疲れなのか、踵や膝、足の指の付け根がかなり痛い。
暖かい母の笑顔、声、二匹の黒猫達のモフモフに逢いたい。

約一か月のハイキングを終えて思う事だが、チャレンジして良かったと心から思う。腎機能は、血液検査をしていないから悪化したかどうかは分からない。ただ、僕は今、生きている。

一か月、毎日1000キロカロリー程度の食事だったが、たまに食べる甘いパンや、コーラがどれほど心を癒し、沢山のトレイルエンジェルの助けや、ハイカー同士の挨拶がどれほど、僕に力をくれたか。素晴らしい社会が山の中にあり。もう二度と会えないかもしれない、ハイカー達の笑顔や、声が頭、心に焼き付いている。
まだ1ヶ月、200マイル、320km位のテクノロジーとの隔離であったが、自然はいつも全ての人に公平で、厳しく。暖かい。
病である事を職場や、就職試験などで伝えると、それは時に不利になったり、色眼鏡で見られたりする。僕らは時に元気、時に体調不良。本当に理解してくれる人は意外に少ない。
ただ自然はいつも誰にでも公平だ。そこが好きだ。
確かに腎炎という、難しい病になってしまったが、産んでくれた母、丈夫な足をくれた両親に感謝している。そして、いつも心配し応援してくれる仲間にも感謝している。彼女、パパ、ママにも感謝している。
もちろん、歩かせてもらっているアメリカという国にも感謝している。

ブログを読んで下さる方にも心から感謝を申し上げます。

ありがとうございます。
明日も、また歩きます。
おやすみなさい。
{61D0FCC3-5BD3-4972-A0D6-CE6DD2572AB0}

{BB786100-68C2-4195-AF0C-E78493E238FC}


Day31

グレートスモーキーマウンテンを越えて

約一週間の滞在でグレートスモーキーマウンテンナショナルパークを越えました。早いハイカーだと、3日とか4日とかで歩けるみたいですが、僕らはゆっくり楽しむ事が出来ました。

毎日、シェルターで泊まり。
雨にあたる事が無かったのは、幸運でした。

今日は、13マイル歩きました。
Standing bear farmを越えて少し山に登ったところにテントサイトがありました。
約10個位のテントが並びました。

昨夜一緒だったハイカー達は、ホステルに泊まると言っていたから、暫くは会えないだろうな。

いつかまた会える日を楽しみにしている。シェルターで毎日のように一緒に横になっていると、学生時代の友達のような親近感を覚える。または、家族のような距離感を感じたんだ。

離れて寝る、今宵のテントは開放的でもあり、何故か少し切ない感じがする。

さて、今日はトレイルエンジェルに二度遭遇した。
1人目は、小さいバックパックにリンゴと雨を入れて走っていたエンジェルだ。給水地点で出会った。

リンゴいるか?
いるー!ありがとうー!

子供みたいにはしゃいでしまった。
リンゴは明日頂く事にしよう。
甘いキャンディもかなり疲れを取ってくれた。

2人目は、グレートスモーキーマウンテンを越えた場所で、おい!お前ら。コーラだ。寄っていけよ。と。
冷たいコーラが胃袋に刺激的に広がっていった。暖かい心の冷たいコーラだった。

2人共、過去にスルーハイクしたらしい。僕もいつか、トレイルエンジェルになれたらいいな。

グレートスモーキーマウンテンは、比較的アップダウンの傾斜が緩い所だった。ただ、雨が降らない週だったので、給水地点に水がなかったり、水を沸かすか、ろ過するように!との注意事項がある水場が多かったような気がします。

ただ、いつかまた、母と歩けたらいいな。と思う。

ありがとうグレートスモーキーマウンテンナショナルパーク。

明日は、雨みたいだ。
久々の雨。
どこまで歩けるだろう。
楽しみだな。

Day32
雨から逃げよう

今日は遅いスタートになった。
僕は、いつも前日に明日の準備を完璧にする。水をろ過し、明日持つ水を確保。半分は、クエン酸の粉末を入れ脱水予防に。

それから食事用の水を作る。
水が足りなくなれば、再度くみに行く。彼女、パパは、テントをセットしたらすぐに食事。僕が食事を始める前には食べ終わっているが朝の準備はしない。なので、朝から水を汲んでろ過して。という、作業がかなり時間がかかるのだが、何度言っても準備はダラダラだ。
かなり、イライラする。今日は1時間以上待たされた。しょうがないので、英語の勉強時間にした。

さて、僕の彼女だが、昨夜からピーボトルを導入したらしい。また詳細は今度にでも。


Day33
昨夜は、完全無防備でブログを書いていたら彼女の腕が背中に落ちてきた。
だから、途中でブログが書けなくなる位に痛かった。
彼女が
抱きついてきたからだけど、ちょうど腎臓の位置に脱力した腕が落ちてきたんだ。
かなり、痛かったし。昨日は13マイル歩いていてかなり疲れていた。

暫く背中の違和感が取れるまで時間がかかった。彼女からしたらかなり疑問なんだろう。空手で殴りあっているのに、ちょいと腕が背中に当たった位なのにそんなに痛がらなくても。みたいな感じなんだろうな。

ここは、病気じゃないと分からない所だと思う。殴られる心の構えがある時と無い時との違いがかなりあるのだ。
まぁ、少しずつ理解してくれたら嬉しいな。

さて今日はというとかなり辛いトレイルだったのだ。というのも、昨夜ほとんど寝れなかった。昨夜は運良くシェルターに陣取れたけど。
夜中、ネズミさんが走り回っていた。
それに反応していたハイカーが、何度も寝返りをしたり、バタバタ、ドンドンするから。全く寝れなかった。ネズミは僕の頭にも一度登ってきたけど、手で払ったら何処かに行った。たかだかネズミ位でそんなに。と、思っていたら。それはパパだったみたいだ。

誰だあのノイジーな奴は?って言ってしまったから、朝から微妙な空気だった。気まずい空気がかなり流れてしまった。

気を取り直して、今日は朝8時にスタート。雨が降っては止む。止んでは降っての繰り返しだった。
雨よりも、汗でビッショリになってしまった。
一週間日中は同じ服を着ていたから、さすがにかなりの悪臭がする。明日には洗わないと、たぶん。野生動物より臭いような気がします。

今、確認したら。今日は15マイル歩けたみたいだ。僕らも少し強くなったんだろうな。頑張った。それに今日はトレイルエンジェルに会え、スポーツドリンクをいただけた。かなり、へばっていたから本当に嬉しかった。

シェルターに到着したら、パパじぃがいた。再会をかなり喜んでくれた。
パパじぃは、69歳のハイカーだ。
時々、スキップするらしい。
アパラチアントレイル。

今まで数人のスキップしてるハイカーに出会った。たぶん数パーセントは、スキップしながら、ゴールのメイン州を目指すのだろう。
ただ、僕は絶対にスキップしないと決めている。
たぶん、スキップしてゴールし、スルーハイクした。という事は出来るだろう。また、そんなハイカーに対しても別に文句は無い。
ただ、きっとスキップしてスルーハイクしたと言う時、そのハイカーの心の中に一生、スキップしてしまったという気持ちが残るような気がする。

だから、僕は嘘はつきたくない。
自分を信じて歩いてみたいんだ。

明日はhot spring という街に5km位でつけそうだ。
Hot spring は、町中をトレイルが跨いでいるらしい。明日も素敵なトレイル、ハイカー達に会えれば嬉しい。

おやすみなさい。

夜中に目が覚めてしまった。
風が木々を揺り動かし、その音が心地よく響いている。
こんなに、山の中にいて自然を満喫しているのに、何故か時折聞こえる飛行機の音に安心してしまうのは何故なのだろうか。
それに、トレイル中に時々出会う舗装された道路にも何故か、安心感を覚えてしまう。きっと、これらの音や道に出会う時に、人がいる場所や社会との接点を無意識に意識してしまっているのだろう。

完全に社会と隔離されるというのは、心地よくまた何故か不安を感じる。
今、夜23時30分。日本にいる時はまだまだ起きていた時間だ。
ちょうど、ニュースステーションが終わり、すぽると が始まるまでの空き時間。それにしても、すぽると ってまだあるんだろうか。

話は変わるけど
もう、4月半ば。少しずつ学校や会社にも慣れていく頃だろうか。
日本に戻ったら、また仕事を始めるけど。その前に一度、ゆっくり体を休めないと駄目だな。小学生時代の友達が同じ病で、40歳を前にパルス療法を受けたらしい。貧血がひどかったようだが、無事に寛解したみたいだ。僕と同じステージの腎炎だったらしい。

今まで数人のドクターに診て貰っていたけど、全てのドクターから、パルス療法は適応外だね。と、言われた。
でも、彼からは日本に帰ってきたら自分の主治医を紹介するから、一度パルス療法も考えたほうが良いと言われた。もし、そのドクターがパルス療法を勧めたら、パルス療法を受けようとも思っている。その時は、また沢山のブログを読み勇気を貰えたら嬉しいな。
あ、雨が降ってきた。雨が降る前に一度外でオシッコしといて良かった。
今日は、隣のテントであまり話した事が無い女性ハイカーが寝てるからピーボトルはセーブしたんだ。明日の朝には雨、止んでくれたらいいな。
また寝ます。おやすみなさい。









にほんブログ村 病気ブログ IgA腎症へ
にほんブログ村