おりたちて 今朝の寒さを驚きぬ 露しとしとと柿の落ち葉深く 伊藤左千夫
思わずこんな短歌が口をついて出てしまう、そんな冷え込みの今朝でした。
この短歌は大正元年に詠まれた左千夫晩年の作品です。高校の教科書にも長年掲載されてきた作品なので短歌にはあまり詳しくない私でも覚えていると言うわけです。
さて、寒くなると空気が澄んでくるのか科学的なことはわかりませんが、遠くの山まで良く見通せる日が増えます。通勤途中に富士山がそこここから見えるのが楽しみになってきます。
高圧電線等の邪魔モノは多いのですが、圏央道川島IC出口からの富士山、中々良い眺めです。