性病、クラミジアの治療は病院によって多少の違いがあるのかも知れないけど
あたしの場合は、抗菌薬を2週間、24時間ごとに服用するものだったわね
病院によっては、抗菌薬を１度服用するだけで１週間その効果が続くので
それで治療が終了ってところが多いみたいなのに
なぜ、あたしが受診した病院ではよりによって、
２週間という最長期間で、その分、体に負担を多くかけるものだったのか、謎
ホーント、これが、地味に一番キツかった！
それというのも、副作用で
蕁麻疹が出る可能性もありますって言われたのだけど
ちょーど、あたしは別で長引く蕁麻疹に治療の真っ最中だったわけだし
そのせいなのか、何だか蕁麻疹がぶり返したよーな痒みが出て、
毎晩痒み止めを飲む始末！
おまけに！！
長引く抗菌薬の服用で、あたしの体内の善玉菌をはじめとしたあらゆる菌は
どーやら全滅
してしまったらしく
それが証拠に、野放しのアクネ菌や黄色ブドウ球菌らが大暴走したのか、
顔に一気にいわゆる赤ブツが大量発生してしまったし
それだけならまだしも、今度はカビの1種である、
カンジダが独壇場と言わんばかりに猛威を奮（ふる）って
Mの身悶えるほどの激しい痒みに
七転八倒する羽目にまでなってしまったの！
ええ、実際、これを書いている今だって、
クラミジアの治療を終えて既に1週間近く経つというのに
カンジダの地獄のよーな痒みからはまだしつこく解放されていないのよ
1日2回も外陰部に、今度は「抗真菌薬」の塗り薬を塗り続けているというのに！
正直、去年、淋病の治療を受けたときは、検査結果で陽性が判明した途端に
別室へ連れて行かれ、そこで点滴をサッと打っただけで終了したものだから
「性病治療、楽勝だぜぃ！
」って、正直舐めていたところがあったわね
だけど！！
少なくとも、あたしにとって、クラミジアの治療は想像を絶するしんどさ！
ええ、おかげさまで、今度こそ、「もー金輪際、性病はイヤだ！！」って
心底、懲り懲りしてしまったわね
おまけに！！
あたしは、このクラミジア治療を終えるや否や、
安心・安全・安定のクオリティー
の、我が愛しの古株セフレ、
ハルト師範代との小旅行を控えていたものだから、
あたしは一刻も治療後の再検査を受けて完治確認をし、
旅先では思いっきり彼とお預けしてたセックスを堪能したかったのね
だから！！
相変わらず1か月先まで予約取れない婦人科クリニックだったものだから
苦肉の策で、あたしは最後の治療薬を飲み終えた日、
診察時間終了間際でクリニックに滑り込んだものの
薬の効果が抜けてからでないと正確な検査結果が出ないと言うことで
なーんと、あたしは追い返されて、翌日再度出直す羽目になったのよ！
くー、クラミジアのヤツぅー！！
どこまで、このキデ様を振り回せば気が済むんだ？！
あたしゃ、男にだって振り回されたことないのに！！
はーっきり言って、あたしはとーっても腹立たしかったわね！
結局、ハルト師範代との小旅行までには
再検査の結果は間に合いそーになかったし
それでも、最悪、あたしたちが旅先で相変わらずセックスをお預けだったとしても
あたしも彼も、一緒に旅行に出かけたいという気持ちに変わりはなかったし
あたしの座右の銘でもある、韓国のことわざに
「歯がなければ歯茎で生きるまでだ！」というのあるのだけど、
まさにそれならそれで、
キスとオーラルセックスはいーっさい禁止してゴムはマスト、
可能な限り粘膜接触を避けてセックスすればいい、と
あたしも彼も見事全面合意したので、旅行計画は続行することになったのよ
うふふ、ハルト師範代ったら、
「ひー、チューもクンニもお預けかぁ」って悲鳴を上げていたものの、
そーは言いながら、しーっかりと旅先に持参予定のコンドームを
既に購入済みで並々ならぬ意気込みが感じられて微笑ましかったけどね、笑
うふふ、だってあたしたち、気が付けば
かれこれひと月近くもご無沙汰だもんねー
その前は週１でコンスタントに逢瀬していたのに、よ
さて！！
あたしはそーんな具合で、無限カイカイ地獄に喘ぎながらも
既に別れてしまって、あたしにとってはもはや過去のメンズ、
リューセイのことを思い出しながら、この間、矢継ぎ早に
「愛撫の王子様☆」の本編、番外編を書き終え、
そして、この「サヨナラ、愛撫の王子様☆」を
せっせとなぜ書いているのかと言えば
それは！！
ひとえに、セフレライフの光と闇、けーっして楽しいことだけじゃない、
そ、ただセックスするだけじゃ済まされない、
それ以外の現実も余すことなく描きたい、是非、知ってもらいたいという、
ある種、憑りつかれたかのよーな執念
に突き動かされたに他ならないわ
それから、あたしみたいな、浮かれ女（め）、遊び女（め）の
華やか過ぎるセックスライフの裏側、悩みや苦労も
是非ともつまびらかにしたいとも思ったし
そんでもって、あたしには、今回のクラミジア騒動を通して
ますます明確に浮き彫りになった、ある１つの悩み、問題があったのよ
それは、去年の淋病騒動、今年の春の、HPV（ヒトパピローマウイルス）騒動が
起こるたびに、一見、混迷を深めたかのよーに思われたけど、
あたしはそれに対して、ついに１つの実験的解決策をひらめいたのよ
だから！！
あたしは気が付けば、迷うことなくその実験的解決策を行動に移していたわね
おーっと、それが具体的にはいーったい何なのかについては、
うふふ、次回のお楽しみよ
それじゃ、またね～
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