こどもとアロマの原亜紀子です
夏に活躍するハーブウォーター
２回目の今日は
ローズウォーターをご紹介していきますね。
ローズウォーターは
もっとも人気が高く
いちばん使われているハーブウォーターです。
スキンケアに活用している方も
きっと多いのではないかしら？
ローズウォーターといえば
いちばんの魅力はその香りの美しさです。
前回のラベンダーウォーターのところで
ハーブウォーターは草っぽい香りがする
とお伝えしましたが
ローズウォーターだけは別格で
精油に負けないくらいの
とても優雅な香りなのです。
その秘密は
ローズの芳香成分中の
「お水と仲良しの成分」
にあります。
前回のラベンダーの回でお伝えしたように
ローズのお花を蒸留すると
そのなかの芳香成分で油に溶けるものは
「ローズ精油」となります。
そして、
水に溶ける微量な芳香成分が溶け込んだ水が
「ローズウォーター」です。
ただ、ローズの場合は
そのお水と仲良しの微量成分のなかに
とてもよい香りをした成分があるのです。
この成分があるから
ローズウォーターは精油に負けないくらいの
優雅な香りを持っているのですね。
ローズの精油は
1ｍｌで5,000円くらいはしますから
とても高価で
なかなか手がでないお値段です。
だけど、ローズウォーターなら
200ｍｌで2～3千円程度の価格で
良質なものを手に入れることができます。
ママのスキンケアには
ローズウォーターをそのまま使ってもいいですし
湿度の高い夏であれば
全体量の3％程度のグリセリンを加えるだけで
ちょっとした化粧水よりも
ずっと贅沢なアロマローションが作れちゃいます。
↑
これは、私がまだ手作り化粧品の講座をしていたころの
ハイビスカスで色をつけた化粧水
また、赤ちゃんにもおすすめ♪
・50ｍｌローズウォーター
・50ｍｌ精製水
で溶液を作りそこへコットンを浸しておきます。
これは保存はできないので
１日で使い切ってくださいね。
それをおしりふきとして使えば
赤ちゃんのおむつかぶれ予防と
おむつかぶれのケアができます。
ラベンダーウォーター同様
ちびっこたちのあせものケアにも使えますし
ふだんのデリケートゾーンのケアでも
活用できます。
また、目のケアにも適しています。
ローズウォーターは活用範囲が広く
バランスのよいハーブウォーターなので
急性の問題だけでなく
毎日のケアで使えます。
ラベンダーウォーターと使い分けをするならば
・急性の炎症、トラブル→ラベンダーウォーター
・ふだんのスキンケア、少し長引く問題
→ローズウォーター
という感じでしょうか。
親子で活用できるので
もし最初に１本だけ購入するのであれば
まずは、ローズウォーターかなと思います。
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