県庁へ!! | 木田たかしオフィシャルブログ Powered by Ameba

木田たかしオフィシャルブログ Powered by Ameba

木田たかしオフィシャルブログ Powered by Ameba

 

きょうは県議会議員OB会の総会と研修会が県庁であり、久しぶりの県庁訪問です。

 

昨年も出席して大先輩方の末席に座らせていただいて会の総会を終えたあと、鈴木正晃副知事から県政の現状、特に震災からの復興のについてその概略をお聞かせ頂いたところです。

 

さらに、多忙を極める内堀雅雄知事からもご挨拶をいただきましたが、これからの県政への取り組みにあたっての思いとして「攻守一体」を心掛けて行かなければならないとというお話がありました。

震災直後からの対処療法的な防戦が主であった時期を脱して、着実な復興へ向けての攻めの施策展開を図っていくときであり、守るべきところをしっかりと守りながら、果敢に攻める気概をもってことに当たりたいという、正にこのところの自ら海外へも出向いてふくしまのトップセールスを実行している状況に、有言実行を果たされている知事の姿勢に改めて敬服するとともに心からの感謝の気持ちが湧きました。

昼は出席された先輩方とともに知事との会食の機会をいただいたところですが、ここで私からは先ごろ日本航空の国際線に乗務するキャビンアテンダントの方からお聞かせいただいた、機内誌に福島県を紹介する特集記事が掲載されたことで、それをご覧になった乗客の方々からの反応やその効果について、知事に直接ご報告をさせていただきました。

 

午後からは、福島県立医科大学に新設されたふくしま国際医療科学センターの施設見学をさせていただきましたが、福島第一原発事故によって引き起こされた放射線についての不安や具体的な治験を世界が共有できる情報として集積して、さらに先端的な研究と産業としての技術開発を同時進行で進められる設備を備えた施設として、福島県民の将来的な健康の見守りと高度医療の提供を通して、それらの情報も国際的に発信しつつそれに関わる人財の育成もして行こうという目的をもって設置されたものです。

 

福島県民の健康の見守りと国内でも数少ないPET/MRIやサイクロトロンを用いた高度医療の提供。周産期医療を中心とした妊娠の前段階から出産、子供の成長、女性の生涯に渡る健康に関わる医師を養成するための環境づくりなどによって、この効果が福島県域全体の医療環境の充実に表れて、福島県民が等しく健康で穏やかに長生きできる様を具体的なイメージとして描けるような施設でした。

 

いわきでも、総合磐城共立病院の改築工事が鋭意進められていますが、こういった県有施設との様々な視点での連携が図られることでのいわき市民の皆さんへの安心感であったり満足感であったりの、医療環境の充実に大いに寄与してくれることを望みたいと思います。