市内にある平第二中学校からのお声掛りで、「色々な職業を知る」という観点で、その職業に就いている人から直接話しを聞こう、という時間が設けられた一年生の皆さんの総合学習の時間で “議員秘書の経験者として”というテーマを頂き、生徒の皆さんの前で、午前中いっぱい、３コマの授業でのお話しをさせて頂いてきました。
私が、学生の身分から社会人となり、航空自衛隊を皮切りに様々な職業を経験してきた中で、ピンポイントでこの “議員秘書”というところに的を絞って、しかも２０分でお話しして下さいというご依頼で、内容もさる事ながら、果たして興味を持ってもらえる話しなのか、どこまで理解してもらえるのか、非常に不安を感じながら生徒の皆さんが待つ教室へ入ったところですが、案の定というか、やっぱりというか、話しのきっかけをつかもうというところからジェネレーションギャップに阻まれ、あえなく撃沈しそうになりました。
しかし、こんな仕事もあるんだということを知ってもらうことを第一に考えれば、取り留めのない話しになったとしても、それこそがこの議員秘書というしごとの雰囲気をつかんでもらえればとの思いで、精一杯、お話しさせて頂きました。
話しが一通り終わったところで、質問を受けてそれに答えるということになり、「実のところ何時間勤務なんですか？」、「お休みはないんですか？」、「お給料はいくら位もらえるんですか？」というような具体的な問いかけに、ちょっとたじろいでしまいましたが、そこは丁寧にわかり易い言葉に置き換えて、お答えさせて頂きました。
内容自体イメージしにくいことであり、そこから何かを掴んもらうとするならば、「この仕事に就くことができたのは、色々な方々とのご縁であるし、それによって絆が生まれ、それがあるからこそ今の自分があるのであり、どのような職業に就くにしても就いていても、ご縁とそこで結ばれた絆が大事なことです」ということを申し上げたところです。
あしたも、同じお話しを別な一年生の皆さんにさせていただく予定ですので、しっかり務めさせて頂きたいと思います。
