4日の日曜日に行ってまいりましたサポートのご報告です。
ブレイクダンスバトル
”unFReeze Vol.2”
(DJのけんすけべくん。地元江戸川のイベントでもいつも回してくれてます♪)
日曜のお昼、用がなければまず行くことのない渋谷に向かいます。
おっさんには貴重な渋谷体験です。
(昔はこの辺のステーキ屋の厨房でバイトしてたのにな~)
今回のこのイベント、第二回目となります。
前回も参加者全員と、おおいに楽しませてもらいました。
主催者は地元仲良しB-BOYのダイモンくん(B-BOY Dye)。
彼は地元友人でもあり、私がストリートダンスのサポートをするきっかけを作ってくれた、周りの人間を巻き込む要注意人物(笑)
(右:主催のDyeくん、中央:ジャッジのライゴさん、左:ジャッジのボブくん)
音楽、ファッションなどに関心の高い彼が主催するこのイベント、踊れる曲のジャンルを参加者が選べるという面白いもの。
ストリートダンスにもいろいろジャンルがありまして、それぞれにその踊りに合う曲調があるものですから、なんとなく一つのジャンルのダンスバトルで流れる曲もだいたい決まってくる傾向があります。
ダンスも音楽も文化ですから、その時代に発生した音楽、またそれに合う様なダンスが発生します。
ですから当然、そのダンスにもっとも合う曲がある程度決まっているものです。
それが一番かっこいいわけですからね。
しかし!
あれ?
これとこれも結構合うじゃーん!
と言うような現象はよくありますよね。
それをブレイクダンスのバトルでやってしまっているわけです。
当日選べるジャンルの音楽は、
・ヒップホップ
・日本語ラップ
・ブレイクビーツ
・P-FUNK
・EDM
と言ったメニューでした。
実際にバトルが始まると、前回同様にその音楽の曲調によって、微妙にブレイクダンスが違って見えるんですね~。
動きの連続のさせ方、ステップの速さ、体のあちこちで音のハメ方、
う~~ん、まあいろいろ違ってみえるわけです。
それがとにかくフレッシュ!
イベント終了時のあいさつでもDyeくんが言ってましたが、いつもの定番の曲での勝負の流れとは違った結果が出たりするんですね。
ダンスバトルって、その場の生ものですから、いつもと違う曲がかかった時の反応、まわりの雰囲気とかがすごくバトラーのダンスに影響するなと感じます。
やっぱり生で観るのはとても楽しい!
今回優勝したジュンキくん。
安定したパワームーブと、リズミカルで曲に合ったステップなどで終始スキのないダンスで優勝をかっさらいました!
そして準優勝のホイップクリームさん(笑)
なんでホイップクリーム??きつねくん!!
それはさておき、久しぶりに見た彼のムーブは、
”なめらか四次元”
としか言いようがありません。
アクロバティックな大技などはないのですが、曲にノリながらも予測不能、ファンキーでトリッキー、人を驚かせ時に笑いをさそうようなムーブでした。
会場のみんなも彼にくぎ付けでしたね。
三位のダイキくん(DAIKI aka RYTHM-D)。
彼も特別ド派手な動きではないのですが、終始切れないボディリズム、そのリズムからの流れるようなフロアームーブで、かっこよかったです。
いやー、ダンスにスキがない。
流れる音を無駄にしないね。
はい、最後に登場、四位のナオキ(NAOKI from NAT)。
こやつは会場に着くなり、ここが痛いとか、ここがおかしいんですよ、とか言ってくるんで、仕方なくほぐしてやっております。
彼とは競走馬と馬主みたいな関係なので、まあいいんですけど。
ところでそうなんですね、今回のこのバトル、三位決定戦があったのですね。
これがまあ、三位のダイキくんとナオキがいいダンスし合うから、決勝なみに盛り上がりましたね。
うん、ほんとこういうのいいですね。
観客みんな釘付けなバトルって。
(左:ボブくん、中央:ライゴさん、右:マチくん)
こちらのジャッジ御三方が全員両手をクロスして、
引き分けっ!!
ってことになりまして、まさかの三位決定戦の延長戦へ。
三位決定戦でも盛り上がる盛り上がる。
両者2ムーブずつ踊ってますから、これで4ムーブずつ(笑)
ブレイクダンスって、立って踊って、床の動きになり全身の支持力と瞬発力とバランス能力使いますからね、20秒くらいでもとてもきつい場合があるのです。
私などは10秒位ちょっとマネごとをしただけで息があがってしまいます。
それでいて最後まで渾身のムーブを見せてくれた二人!!!
と言う具合に、おおいに盛り上がり、ブレイクダンスバトルの新しい楽しみ方を
教えてくれたイベントでした。
終了時のボブくんのジャッジコメントでもありましたが、
ブレイクダンスのバトルなのに、そんなにバチバチしてない、それでいてみんな
全力でダンスしてるなって言うバトルでした。
普段使わない曲で踊ることによって、バトラーみんなも自分でも知らない自分の動きに会えたのではないかと感じます。
そうしたその場でのチャレンジ、新しいフィーリングがDJ、ジャッジ、オーディエンス、スタッフなどみんなが一つの空間で楽しめていたと感じました。
あ、サポートもきちんとしましたよ。
今回は手首、指、首や肩など上半身の治療や相談が多かったですね。
さて、今年もまだまだイベントサポートの予定があります。
楽しんでまいりたいですね。