ネタ提供ありがとうざいます。
子宮や腟は筋肉が縮むと
出血が収まる不思議な臓器なので
手術のあと止血目的でガーゼや綿球を
入れておきがち、ではあります。
私の先輩がかつて
「この術後ガーゼを
いつか万国旗にしたい・・・したい・・・」
と語っていましたが、実現したのか？？
野望達成の連絡は未、でございます。
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Q.
先日家族が子宮付属器全摘の手術を受けてきたのですが、
退院後発熱し何事かと思ったらトイレで何か出たと。
よく見てみるとどうも
病院で入れられたタンポンが残っていた様子。
その後、術後検診で主治医が言うには
「こんなの（俺は）入れてない。
なんで入ってたのかわからない。知らない。」
とのことでした。
そんな、入れてないものは出てこないのでは…？
（注：そーだよ、マジックじゃあるまいし！！）
これは…このままスルーしていいのか？
病院側のえらい人に報告すべきではないのか…？
…と悶々としています。
A.
ガーゼや綿球を術後の腟内に
入れていたこと自体は問題ではなく
要は、患者さんが訴え出るまで抜くことを忘れ
しかもしらを切り通そうとしている
医療者の姿勢が問題ですね。
その部署の責任者に伝えていいと思います。
健康被害がなければ
ごめんなさい。で終わりますけどね。
ただ
たかが謝罪、されど謝罪
今後の信頼関係を保てるかどうか
この「あいむそーりー」一点にかかっております。
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子宮全摘術では以下の可能性で
腟内に一時的に綿球もしくはガーゼが入ります。
① 腹式子宮全摘術（お腹を１０センチくらい開ける）
お腹から腟を切開するとき
腟の中のおりものが腹腔内に入らないよう
腹腔内側から腟内へガーゼを１枚入れる
② 腹腔鏡下子宮全摘術
子宮捜査器具（ウテリンマニュピレータ）を
装着するときや子宮を腟から出す際
腟にちょっとした裂傷が入り
そこから出血があったのを止めるために
ガーゼを１枚入れる
病院によってはガーゼじゃなくて綿球や
手作りタンポンを入れるところもあるでしょう。
①も②も基本的には「執刀医の判断」になるんですが
忙しい病院だと、執刀医はあらかた手術が終わったところで
部下の先生に後始末をお任せし
次の手術へ入っている場合もあって
術直後の点検を若手が行っている可能性があると思います。
その見知らぬタンポンは
執刀医が知らないうちに
入れられたケースでもあるのかなって
想像してます。
内心「あいつーーーーーーーー殺」って
怒ってるかもね 笑
ぶっちゃけ、
「俺、知らない」案件であっても
執刀医もしくは主治医が
その全行程の責任者なのであるからして
「あらー、びっくりしたね
ごめんなさいねー」
言うといたらええに。と私は思います。
若手はそういうの、すわ医療ミス？？
と、すぐビビってしまうので
クレームいわれるーとか
マダムから嫌われるーとか
仕事できないって思われるーとか
いろいろな思いが錯綜してんだろうな。ばかめ。
人間だものbyみつを
すぐ取れるところにガーゼやら
綿球やら忘れても
マダムがご無事なら
事件にすらならん。
気を確かに持て。
健康被害がなければ結局のところ
マダムのご機嫌がわるくなる原因は
「その後の医者の態度」なのであります。
おい聞いてるか野郎ども。
お腹の中にガーゼや綿球を忘れてきたならいざ知らず
これから術後お世話になりますぅ～言うてるマダムが
タンポン出ました♥ごときで大騒ぎするはずもなく
その誠意のない態度がマダムを傷つけ
傷心のマダムの話を聞いたご家族が
怒り心頭、院長へのお便りを寄せられ
結果、あなたのボーナスの査定に
ひびが入っていく。つまらん見栄をはるな。
人間てのは
危機的な状況に置かれて初めて
器を露呈するもの、なのです。
残念ながらその主治医の対応は
私好みではない。
即謝罪し、健康被害がないことを
確認、でございます。
その後の対応については病院長へのお便りにしたため
そっとご意見箱に挿入しておかれるとよかろうか、と
思いますです、ハイ。
やっちゃっておくんなさい。さあ、さあ