ネタ提供ありがとうございます。
本日はバックに神様仏様がいそうなマダムより
お便り。きっと前世で善行をお積みになったのね。
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Q.
15年以上前の事です。血が混じったおりものがしばらく出ており、
気になったので 近くの婦人科を何件か受診しましたが異常なし。
そんな筈はないと思い
大学病院を受診。 その時、
『検査の為、気になる所を全部切り取ったよ。
ガーゼ入れたから暫くしたら取って』
と言われました。
検査の結果は頸部異形成でした。
検査後、症状はピタリと治まり、
これまで 年１の癌検診も以上なく過ごしてます。
検査だけで治ることってあるんでしょうか？
A.
ラッキー。
ありますよ。
よかったね！！
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子宮頸がん及びその前段階である子宮頸部異形成は
子宮頸部擦過細胞診（いわゆる婦人科のがん検診ね）で異常が出た人を対象に
頸部拡大鏡（コルポスコピー）下組織生検を行って
確定診断とします。
頸部を虫眼鏡みたいなので観察し
薄いお酢（3-5%酢酸）で病巣をエンボス加工して
山本リンダ・・・もとい、ねらいうち❤️してチビっと切り取るわけですが
この時病変を完全に切り取ってもらえたラッキーなマダムも
まれ〜におられます。
一般的に頸部の組織診は１〜２カ所を目安に
これぞ、というところを切り取り
何カ所もフツーはしないんですが
もう１５年も前、大学病院で働いていた時
当時の教授は1時方向から12時方向まで12ヶ所、
パンチバイオプシーすると評判のサドであった。
いくら検査といえどもバチっと体の一部を切り取ってくるので
患者さんにとっては痛みがあるわけで
12ヶ所もしたら相当痛いはず。
彼が検査している部屋からは「イタッ！イタッ！！」と
随時聞こえてくるため、恐ろしくて近寄れなかった。
人呼んでスクリューバイオプシー。なんの決め技。
しかも彼はナウシカに出てくる
「巨神兵」とやらによく似ている（存命継続中よ、もちろん）
そのことを当時の病棟医長にぼやいたら
「いや、あれはあれで意味があるんですよ。
１１ヶ所がんはなかったのに、最後の１ヶ所に
めっちゃ小さいがんが見つかって
それでそのまま治っちゃった人、いますもんね」
と、言っていた。えー
メクラめっぽう切り取りすぎて
もはや子宮頸部そのものがなくなってんじゃないか？と
怖くなるくらいの生検ではあったが、
意味がなくもないんだね！
・・・というおとぎ話的日本昔ばなし的伝説？っての？
いやはや何にでも縁や巡り合わせってあるんだね〜と
思った次第です。
私は時の氏神という言葉が好きなんですが
一日一善、清く正しく美しく姿勢も伸ばして生きていれば
そうとは気が付かないまでも
誰かに助けられているってことが
あるんじゃないかな？と思っておりますです。
いいことしてれば、異形成くらいは
どこぞのサドがバチっと
検査だけで取ってくれるかも。ってことで。
ほんまかいな 笑
信じるか信じないかはあなた次第。