さてさて
男女の間にはマリアナ海溝より
さらに深い深淵が広がっている。
私たちはあまり野郎どもには
理解されていないと日々感じているが
私たちも勃起不全や
前立腺肥大の悲哀を理解できないため
もう仕方がないかな~と感じる今日この頃。
勃起不全のお悩みに対し
「あたくしは理解できてよ?」
と真顔で言ったらドン引かれるに違いない。
理解してくれてありがとう!
という野郎がいたらメッセージください。興味ある。
担当の男医に
PMS(月経前緊張症候群)は40歳を越えたら
落ち着くけどね~
と暴言を吐かれたマダムよりお悩み。
Q.
一般的にPMSに悩まされるのは
何歳くらいまでの印象ですか?
A.
それは
私、いつになったら閉経しますか?
と同義。
つまり、閉経するまでその苦悩は続く。
一般にPMSは黄体ホルモンが出るせいだと
言われていますが
黄体ホルモンのせいだけなのかは印象として疑問。
まあ、要するに卵巣から何かしらホルモンが出て、
消費されて下がるという「波」に
体と心が付いていかない、
ってのが正解だと思う。
毎月サーフィンしているのと一緒で
その波にうまく乗れればいいが
ひとたび波に飲み込まれたら
下手したら溺れるわけで
さらに、来る波来る波、全部「ビッグウエーブ」だと
うまく波に乗ろ、思ても難しい。
生理前1週間になると
「呪いの手紙」を書いたりしたくなる
重症のPMS嬢もいた。
呪いの手紙も度が過ぎると社会生活が破綻する。
思うに、男医が
PMS(月経前緊張症候群)は40歳を越えたら
落ち着くけどね~
と言うたのは
女も40歳を越えるとある意味達観し
男と女は所詮越えられないマリアナ海溝の
こちら側と向こう側におり
何をどう訴えてももはや伝わらない、と理解する
ということなのではないかと思われるが、いかが。
黙って薬を取りに来て
体調はいかがですか~言われても
「・・・ええ、だいじょうぶです(棒読み)」以外のこと言わん。
な・に・が
大丈夫なの?な・に・が?
と、聞いてやらんともはや何も
真実を告げなくなる40歳以上よ・・・
思い出せ、ちやほやされ、崇め奉られた20代前半を。ノスタルジー
そんな時女医であってよかったなーとつくづく思うのは
取り付く島もないマダムたちに
「お、髪切ったね❤」とか
「お、ネイルかわいいね❤」とか
「お、今日はちいかわの靴下じゃ~ん❤」(内診台にて)とか
言ってもセクハラにならないところ。
男医にこの会話術は使えまい。けけ
マダムのハート、わしづかみ💛
セーターの穴や毛玉ですら会話の糸口。(自画自賛)
PMS嬢よ、健闘を祈る。
閉経までガッツでがんばれ