令和6年11/3(文化の日)、

キック・ザ・ツアー in 北鎌倉。



第六天社を過ぎ、鎌倉駅方向に少し歩くと建長寺が見えてくるのだが、

その前に、少し先の円応寺へ。

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円応寺は臨済宗建長寺派で、1250年に創建。
閻魔王を本尊とする。

この閻魔像は、あの運慶作との事。







この山門を潜った先からは、撮影禁止。
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この奥に、死後の裁判官“十王”が祀られているので、
十王堂とも呼ばれる。


初七日・秦広王(しんこうおう)
二×七日・初江王(しょこうおう)
三×七日・宋帝王(そうていおう)
四×七日・五官王(ごかんおう)
※ここまでで生前の罪を取り調べられ…
五×七日・閻魔王(えんまおう)に、六道のどこに生まれ変わるかを決定される。
六×七日・変成王(へんじょうおう)が、次の世界のどの場所に生まれ変わるかを決定。
七×七日・泰山王(たいざんおう)が次の世での性別と寿命を決定。

その後、遺族が、
百箇日・平等王(びょうどうおう)に“貪り(むさぼり)”の心を慎み、
一周忌・都市王(としおう)に“怒り”の心を慎み、
三回忌・五道転輪王(ごどうてんりんおう)に“愚痴”の心を慎む。
…と、誓い法要を行う事で、亡者への追善供養&遺族の功徳が積めるという。




境内に入ると撮影禁止なので、
一度、実際に参拝に訪れて頂きたい。