令和6年11/3(文化の日)、

キック・ザ・ツアー in 北鎌倉。



長寿寺を出て、建長寺方向に歩く途中の右手には…

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謎の「第六天社」。



こちらは、建長寺の南方守護神だとか。



元旦や、7月の祭礼の日以外は閉じられているそうだ。
※私は、入った事が無い。

「第六天」とは、

神仏習合の時代に考えられた概念で、

欲界の最高峰“第六天”で、他人の作り出した“楽”を受けて自在に過ごす存在。

他化自在天(たけじざいてん)とも称す。


戦国時代、ポルトガルの宣教師(ルイス・フロイス)の記録には、

武田信玄が三河侵攻前に“天台座主沙門信玄”と(ハッタリを込めて)署名した手紙に対し、織田信長が“第六天魔王(だいろくてんのまおう)”と署名して返書したと書かれている。


つまり、出家して“悟り”を目指すという信玄に対し、

信長は仏教の正反対の存在だと返したという逸話なのだが、

その「第六天」である。