令和6年11/3(文化の日)、

キック・ザ・ツアー in 北鎌倉。



円覚寺を出て、次は東慶寺へ。

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臨済宗円覚寺派。

開基は、鎌倉幕府9代執権・北条貞時。

夫から離縁状を書いてもらわないと離縁出来なかった時代、
妻側がここに駆け込めば離縁出来るという、女人救済の寺として江戸時代までその縁切り寺法が続いたという尼寺。


南北朝時代、後醍醐天皇の皇女・用堂尼が入って以来、
松岡御所(まつがおかごしょ)とも呼ばれたという。


この山門より内側は、撮影禁止。


本尊は、釈迦如来坐像。



かつては、本堂の隣の松ヶ岡法蔵の2階が資料館となっていて、

東慶寺が「縁切り寺」と呼ばれていた頃の資料…特に、所謂『離縁状』が概ね三行半で書かれていた為に、

三下り半(みくだりはん)という言葉の語源になったという話等、

見るべき物が多く展示されていたのだが、

今は閉鎖されている。



コロナ禍では料金を取って人を集める施設は保健所の指示で開けられなくなってしまい、

結果、拝観料を廃止すると同時に資料館機能を閉鎖したらしく、

人手も減らしてしまったのだろうか、資料公開の復活も無いらしいので、

なんとも残念ではある。